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<font color="#e6b422">オレは寸前で止めただろ?最終的に決めたのはオメーの方じゃねーか…ま、あそこで拒否られてたら流石にヘコんでたから、してくれて正直助かったんだけどな…それに、どんなオメーでも、やっぱり求めてくれんのは嬉しいし(幾ら怒鳴られようと、相手が察している通り、その言葉に説得力は感じず、寧ろニヤニヤと笑いながら更に茶化していたが、不意にスッと目を細めて愛おしそうに相手見詰めれば、片手伸ばして優しく相手の頬を撫でて) 石田を通して清多夏見るなっつー癖に、理想の清多夏になってやるって…矛盾してんだろーが。「俺は俺」だっつーなら、無理して演じたりすんなよ…そんなんでオレが喜ぶって本気で思ってんなら、怒るからな?大体なァ、清多夏にも石田にも理想なんてモンは端から無ェよ。…す、素のオメーに惚れ込んじまってるから、心臓は五月蝿ェぐらいに騒ぐし、キスもそれ以上もしたくなるんだろ…! (まるで子供の癇癪のような「宣誓布告」を聞けば、最初こそ戸惑い露に首を傾げていたものの、今度は煽るかのよう目を細めながら挑発してくるのには、その言葉の矛盾に、結局のところ相手はどう見て欲しいのか分からなくて、それならばもう自分の好きなようにしようと決めれば、取り合えずオレの為に自分を犠牲にするような事はするなと強い意志を持った視線と共にハッキリ告げた後、自分でも物凄く臭い台詞だとは分かっている為、照れくさそうに顔を赤く染めながら、ボソボソと告げて。) ん、そうだな…いつの間にかこんな時間だし、今日はもう戻ろうぜ?部屋のシャワールームは夜時間だから使えねーし、着替えだけとって大浴場に行くかァ…なんなら一緒に入るか?(いつの間にか呼称が「キョーダイ」に戻ってるのに気付けば、嬉しそうに目を細めた後、提案には頷いて了承し、片手差し出して繋ぐように促せば、共に寄宿舎の方に戻ろうと。この後、相手も一緒に大浴場に付き合ってくれるかは、当人のみ達が知ることで―――)↓</font>
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