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<font color="#e6b422">その物言いだと、今回の会話の内容は、アイツ知らねーんだな?そーいや、筆談だって言ってたか…ん、分かった。清多夏を追い詰めちまわねーように、出来るだけ発言には気をつけるわ(清多夏の前で言うな、との言葉を聞けば、己の言葉によって相手がうける影響が大きいのだと、流石にもう理解しているので、神妙な顔で頷くものの、変わってやろうか?との挑発には、少しだけ考え込む素振り見せた後に、緩やかに首を横に振って断り)今日は石田に会いに来たんだから、このままで構わねーよ…つーか、今変わられても、早々に気持ち切り替えられねーから、逆に困るしな。それとも、石田はオレと話すのは嫌なのかよ?(形式上、相手の事を「石田」と呼んでいるし、石丸とは別人として扱ってはいるものの、愛しい恋人の一部だとの考え方が変わった訳では無く、寧ろ石丸に向けられない分の愛情を石田に向けるのはアリなんじゃないか、との思いから、目尻を下げた柔らかな笑みを浮かつつ、穏やかな声で意地の悪い質問をして) おう、良いじゃねーかソレ!兄弟の交友関係に口出すのは良くないってのは分かってんだけどよ、やっぱり、どうしたって妬いちまうし…その点、石田なら、その心配はねーもんな!(自分が清多夏を大切に思うのに比例して石田もそうなると聞けば、良い事を聞いたとばかりに表情輝かせて、ニッカリと無邪気な笑み浮かべながら悪びれなく自分の都合でしか考えてない事を言い放つも、直後に距離を詰めてきた相手が、際どい所を触れてくるのには、思わずビシリと動きを止めて。言葉の意味を理解すれば、それが相手が自分に向ける欲望なのかと、ゴクリと生唾飲み込んで。皮膚に触れる生暖かい息と、向けられる笑みに、ゾワゾワと背筋を這い上がってくるのは悪寒なんかでは無く、どうしようもない程の衝動で…満面の笑みを浮かべ、冗談のように誤魔化そうとした相手の思いは意に解さず、相手の顎に指かけ上を向かせたならば、最初に相手からのキスを拒んでおきながら、今度は此方から相手の唇に食いつかんとして)</font>
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