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<font color="#e6b422">ぐッ、やっぱり、そーきたか…って、は?(手紙のやり取りで前もって「下僕」にされると聞いていたので、冷や汗を背中に掻きながら覚悟を決めなければと内心ビビッていたのだが、相手の口から「冗談」だと説明されれば、虚を突かれポカンと間抜けな顔を晒してしまい。直ぐにハッと気をとりなおせば、改めて告げられる相手の「命令」に意識を向けて)ハロウィン…ああ、あの「菓子寄越さねーと悪戯すんぞ!」って、仮装したガキが大人を脅して廻る祭だろ?…なぁ、まさかだけどよ、オレに何かしら仮装させるつもりかオメー…!(高校生にもなって仮装とか、と言い掛けるものの、下僕にされるよりは、よっぽどマシな命令である事には変わりなく、寸前でグッと飲み込めば、渋々といった面持ちながら頷いて了承し)お、おう分かった。着る時は一応、オメーに報告した方が良いだろ?手紙で知らせるから、確認頼むぜ、んじゃ、またな(慌しい様子で口早に告げる相手に気押され、思わずそのまま見送ってしまうものの、女一人で帰らせるのは不用心だと遅れて気がつけば、ガシガシと乱暴に後頭部を掻いた後に、慌てて後を追い駆けて。相手が自室に辿りつく前に合流出来たかどうかは、当人達のみが知る事で―――)↓</font>
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