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<font color="#e6b422">汚ねーのは事実だろー?涙に鼻水に涎…オメーなにかと汁気が多いよなァ。ま、オレは兄弟のそーゆー所も気に入ってんだけどよ(怒鳴り声も何処吹く風。まったく悪びれた様子も無く、先までと変わらぬ微笑ましそうな笑みを浮かべて、からかう様な言葉を掛けるも、遊びを教わる変わりに料理を教えるとの提案をされれば、驚いたように目を見開いた後、少しばかり拗ねたような態度を取りながらも頷き了承して)おいコラ、そりゃモテねーオレに対する嫌味か?つーか、オレがモテても良いのかよ「風紀委員長」、不純異性交遊がどうたら、とか言わねーのか?…まぁ、教えてくれるっつーなら有難てーけどよ。簡単なのから頼むぜ、兄弟(それから、此方の意図を察して拳を突き合わせてくれるのには、計らずとも同じようにジンワリと幸福で胸が温かくなるのを感じながら、相手の笑顔と笑い声に意識を向けて)…なに言ってんだ兄弟、オメーは自分の弱ェ所を認められてんだろ…それだけでも十分ツエーよ……けど、そうだな。オレは、オメーのどんな所だって受け入れてみせる。頭固ェ所も、直に泣く所も、バカ正直なところも、全部な。それが兄弟っつーもんだろ?つー訳で兄弟もオレの頭の悪さを受け入れろ。ンでもって宿題は写させるべきだな(相手が、相手自身の「弱さ」を認めているような発言を聞けば、温かった胸が急激に冷えていくのを感じるものの、何処までも信頼を向けてきてくれる相手に対して微塵もその事を見せようとはせず、ただその「信頼」に対して応える思いを言葉にして伝え。冗談には冗談で返してから、そろそろ寝ようとの提案を聞いて)ああ、もう大分遅ぇ時間だもんな…んじゃ、一緒に帰ろうぜ?部屋に戻りながらでも、話は出来るし…ホラ、行くぞ(伸ばされた手を拒否する事は無くシッカリと繋いだならば、その手を軽く引っ張って先導するように先を歩きだす。部屋まで戻る迄の道中、話題はきっと教えて貰う料理だとか、遊びだとか。何事も無く相手の部屋の前で別れたならば、そのまま自室へと引っ込んで行く事だろう)↓</font>
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