「峯さんの手って綺麗ですよね」

『自覚は無いですが、』

「ちゃんと男の人の手だって感じなのに、細くて長くて爪の先まで綺麗ですよ」

『何かじーっと見てる事があるなと思ってましたが、そんな事考えてたんですね』

「あ、バレてました?」

『はい、バレバレでした』

「バレて恥ずかしいなーってのの勢いで触っても良いですか?」

『どうぞご自由に』

「やっぱり触ってみると男の人の手ですね」

『そうじゃないと愛する人を守れませんからね』

「峯さん!?」

『何ですか?』

「たまに凄いことをさらりと言いますね」

『それは自覚があります、』

確信犯です

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