※ほぼ会話のみ










「なーなーマジカルバナナしようぜ!」

「お、いいね〜」

「やろうやろう!泉もやろーよー」

「いいけど」

「よっしじゃあ田島、りんごからね!」

「バナナじゃねえのかよ」

「まかせろ!マジカルバナナ!りんごといったら赤い!」

「赤いといったら…」

「浜ちゃん苺とかトマトとか無しね」

「えっなんで」

「楽しくないから!」

「えぇぇ…赤いといったらー…あ、女子のほっぺ!」

「どっちかといったらピンクだよな〜」

「確かに」

「う、い、いいじゃん…次名字!」

「はいよー女子のほっぺといったら…柔らかい!はい泉!」

「柔らかいといったらバレリーナ」

「おっ泉珍しくちゃんとやってる〜」

「浜田うぜぇ」

「泉ひどい」

「じゃあ俺な!バレリーナといったらかわいい!」

「かわいいといったら女子!」

「浜ちゃんそういう人だったの…」

「えっこれだめ?」

「いーけどね!じゃあ、女子といったら私」

「えっ」

「えっ?何浜ちゃん」

「お前女子だったんだな〜!!」

「おいこら田島」

「だってねぇ…」

「なぁ…」

「浜田と田島後で体育館裏」

「すいませんっした!!おいほら次泉だぞ…」

「こいつと言ったら、」

「ばかとか言うんでしょ泉のことだもん」


「俺の好きな奴」


「えっ」


「はい次お前〜」

「えっ次田島でしょ!?」

「俺じゃねーぞー」

「えっ!?はっ!?」

「ほらほら〜」

「お、俺の…じゃなくて、私の…好きな奴、と、言ったら…」

「言ったら?」


「…い、泉、孝介くん、です」

「よくできました」

ぐしゃって私の頭を撫でた泉の笑った顔にどきどきした。



(えっこれほんと何)
(だってじれったいんだもんな〜)
(な〜!)
(い、泉さん…!)
(お前にもってくのすげー頭使った)
(お前もグルか…!)




罠にはめられました
(120229)





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