午前の診察時間ももうすぐで終わる、ただ今正午。
平日のこの時間は基本的に空いているし、ランチの時間も近いということで看護婦達を先に休憩に回した為、病院には俺しかいない。
今日のランチは家で食べようか、外食しようか迷っていると、病院の扉が開く音がした。
デスクに投げ出していた聴診器を掛け、スリッパを鳴らしながら受付に向かうと、そこには可愛い可愛い患者さんが立っていた。
「こんにちは、バニーちゃん」
「こんにちは!鏑木先生!」
にっこりと天使の笑顔を向けてくれたのは、この病院の近くに住むバーナビー。俺は愛着を込めてバニーちゃんという愛称で呼んでいる。
幼い頃に両親を亡くし、今は養子として引き取られ、養父に育てて貰っているらしい。
バニーの養父であるマーベリックという資産家はとんでもない大金持ちで、この街で最も大きいマンションの最上階に住んでいる。バニーもそこで一緒に暮らしているとか。
俺の自宅はこの病院から近い為、バニーのマンションにも近いということになる。毎日バニーのマンションを見るが、毎日そのデカさに驚く。
「バニーちゃん、今日はどうしたの?風邪?」
「えっと…今日は予防接種です」
「…あー…もうそんな年だね、バニーちゃんも。もう注射で泣いちゃダメだよ?」
「泣きませんよ!」
ちょっと拗ねたように白い頬を膨らませるバニーちゃん、まじ天使。
バニーちゃんが小さい頃から診ているが、その頃からバニーちゃんは天使だった。
小さい頃は注射だけで泣いてしまって扱いが大変だったけれど、可愛くて仕方なかった。
14歳になった今、その可愛さは損なわれずにどんどん色気が増していって、どんどん綺麗になっている。おじさん、心配です。
「じゃあお注射の前に検査するから上捲ってねー」
「はーい」
診察用の丸椅子に座り、自ら赤いシャツを捲るバニーちゃん。
露になった華奢な腹や胸板にはうっすら筋肉が付いており、危うい色気を醸し出している。
なるべく胸の突起を視界に入れないようにしながら聴診器を薄い胸に当てると、バニーちゃんの体がぴくっと反応した。
「…バニーちゃん?どしたの?」
「っ…聴診器、冷たくて…ちょっとびっくりしちゃいました」
「そっかそっか、ごめんね」
もう一度、バニーちゃんを驚かせないようにゆっくりと聴診器を胸に当てる。
そこからはトクントクンと規則正しい鼓動が聞こえてきて、もうそれすら可愛い。生きてるだけで可愛いって何なんだ。
「はい、オッケー。じゃあお注射するよー」
「…は、はい」
「バニーちゃんってばやっぱ怖いの?」
「違いますよっ!早くしてくださいっ」
バニーちゃんはちょっと怒ったように腕を差し出した。
肌の色がめちゃくちゃ白い為、血管が見易くて助かる。
肘の内側の、少し太めの血管に注射針を刺すと、ピストンを押す。
バニーちゃんを見ると、整った眉を寄せて少しだけ痛そうな表情をしている。それすらも色っぽいと思ってしまう俺は相当重症だ。医者なのに。
「はい、終わり。頑張ったなバニーちゃん。大丈夫だったか?」
「ぜ、ぜんぜん…注射なんて痛くないですっ」
「はいはい」
よしよし、と頭を撫でてやると、バニーちゃんはふにゃりと笑った。
「あ、あの…鏑木先生?」
「ん?どうしたバニーちゃん」
「ちょっと聞きたいことがあって……先生にしか聞けないんです」
「おぉ、何だ?言ってみ?」
「………せっくすってなんですか?」
「ぶ…ッ!!????」
思わず噴き出した。
だって、あの、幼気で、可愛くて、悪いことなんて何も知りませんみたいな、俺の、天使が、
セックスって!!!
「鏑木先生……?」
ああ、穢れの無いエメラルドの瞳が俺を見つめている。
期待、している。バニーちゃんが、俺にセックスを教わりたがっている。
だったら、俺の天使の願いを叶えてやらない訳が無い。
未成年略取?児童ポルノ禁止法?そんなもん知るか。
「…バニーちゃん、セックスについて知りたいの?」
「はい!知りたいです!」
「じゃあさ、先生とセックスしよっか」
「…できるの?先生と?」
「もちろん!ちょっと痛いかもしれないけど、お注射我慢できたバニーちゃんならできるよね?」
「…はい!出来ます!」
「よしよし。じゃあ、お洋服脱ごうか」
「………え?」
途端にきょとん、とした顔になる俺の天使。
純粋な瞳に良心がズキンと痛むが、ここで引く訳にはいかない!
「出来ないの?バニーちゃん」
「…で、できますっ!」
バニーちゃんは赤いシャツのボタンをひとつずつ外してゆき、上半身に纏う服を脱ぐ。
その間にバニーちゃんのベルトを外し、ズボンと下着を一気に脱がそうとすると、慌てたように制止された。
「せ、先生…?下も脱ぐんですか…?」
「そうだよ?ぜーんぶ脱がないとセックス出来ないんだから。先生とセックスしたくないの?」
「…し…したい…です……」
「じゃあ全部脱ごうね?」
「は、はい…」
大人しくなった兎ちゃんの服を全部脱がせ、ついでに眼鏡もブーツも取っ払って全裸になったバニーを診察台に乗せた。
初めて見るバニーちゃんの裸はそれはそれは美しくて。これからこの体を穢すのだと思うと、興奮した。
診察台に仰向けに寝そべるバニーちゃんに跨ると、薔薇色の唇に軽く唇を落とす。
何度も角度を変えて口付け、柔らかい唇を堪能する。
…今日は、舌入れないでおくか。これからもっと凄いことする訳だし。
バニーの唇から首筋へと唇を滑らせ、柔らかい喉に軽く噛み付く。
うっすら浮いた喉仏を舌でくすぐると、バニーはくすぐったいのかふふ、と笑った。
そのまま綺麗に窪んだ鎖骨へと唇を滑らせ、次は胸。
真っ白な胸板に、花の様にちょこんと咲く胸の飾りが可愛い。
薄いピンク色のそれを両方とも指できゅっと摘まみ上げると、華奢な体がびくりと跳ねた。
「ひゃあっ!ん…なに……?」
「んー?バニーちゃんの気持ちいいとこ触ってるだけだよ?」
「きもちい…とこ…?」
「そう。バニーちゃんは此処触られると気持ちいい?」
「ぇ…わかんな……ふあぁッ」
小さめの乳首を指で転がしていると、だんだん硬くなってきた。ちゃんと感じているらしい。
だったらとことん可愛がってやろうと、そこに唇を寄せる。
片方の乳首を口に含み、ちゅうっと吸い上げるとバニーの口から嬌声が上がった。
「ンぅうっ!やぁ、そこ、ぴりぴりするぅ…っ」
「…バニーちゃん、感じてるんだね…おちんちんおっきくなってるよ?」
幼いながらも健気に主張するペニスを軽く撫でると、そこはもうカウパーでぬるぬるになっていた。
バニーちゃんの可愛らしいペニスはまだ肌色で、先端は綺麗なピンク。
余裕で俺の片手に収まるサイズのそれを扱いてやると、どんどんカウパーが溢れてきた。
「だめっ…せんせぇ、っ、汚いからぁ…ぁんっ」
「バニーちゃんの体に汚いとこなんて無いよ。なんなら舐めてやろうか?」
「へ?ぁ……や、やだあっ」
バニーちゃんの膝頭を両手で掴んで、シーツに押し付けるように開脚させる。
これでバニーちゃんの可愛いペニスも、その下のアナルも丸見え。うーん、絶景かな。
羞恥からか脚を閉じようとするが、大人の男の力にかなう筈もなく。
あっさり押さえ付けられてしまった脚の中心を、躊躇いもなく銜えた。
「ひゃぁああっ!?だめ!せんせ、だめ、だよぅっ」
「何が駄目なの?気持ちいいんだろ?」
「ふぁ、だってぇ、おしっこ、でちゃ…」
「…バニーちゃん、もしかして…精通してないの?」
「?、せい…つ…?」
精通、という言葉を聞いてもピンときてない様子のバニーちゃん。
どうやら精通はまだらしい。だから、初めての射精感を排尿感と間違えてしまったんだろう。
それにしても、この年で精通すら知らないなんて、どれだけ過保護に育てたんだろう。マーベリックさんとやらは。
「…バニーちゃん、おしっこじゃないから大丈夫だよ」
「…?違う、の?」
「そうそう。だから安心して、いっぱい出してね?」
「う、ん……?、ふあ、んっ、」
再度バニーちゃんのペニスをくわえると、射精を促すように唇と舌で扱く。
そこがパンパンになってきたところで、先端から溢れるカウパーを思い切り吸い上げると、バニーちゃんは俺の咥内で射精した。
バニーちゃんの精液は濃厚でとてつもなく苦かったが、バニーちゃんのだと思えば抵抗ない。
わざとごくりと音を立てて飲み込むと、バニーちゃんが泣きそうに顔を歪めた。
「せんせ…もしかして、飲ん……」
「うん?美味しかったよ、バニーちゃんの精液。気持ち良かった?」
「ん…よくわかんない…けど…気持ち良かったかも……」
「良かった、じゃあもっと気持ちいいことしよっか?」
「もっとぉ…?あっ、せんせ、!?」
仰向けに寝ているバニーの体を反転させ、四つん這いの体勢をとらせる。
真っ白で滑らかなお尻をするりと撫でると、割れ目を両手で開いた。
バニーちゃんの蕾はまだ幼いピンク色で、未使用だということが分かる。
しゃぶりつきたいのをなんとか理性で押さえ、エコー検査で使うジェルをそこに垂らした。
「ひあっ!?やだっ、そんなとこ…っ」
「…あのなバニーちゃん、セックスって言うのは、バニーちゃんのここに先生のおちんちんを入れることなんだ」
「ふえ……っ、そんな…はいる、の?」
「んー…ちょっと痛いんだけど…バニーちゃん頑張れる?」
「……うんっ…先生が一緒だから…頑張る…っ」
「…いい子だね、バニーちゃん」
ふにゃり、と健気に笑うバニーちゃんの髪を撫で、可愛いおでこにちゅっとキスを落とした。
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