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...1st
Story
「ようこそ。究極のゲームへの参加、ありがとう」
............
突然視界が暗くなった。次に目を開いた時にはもう、ここではない、どこかへ召喚されてしまっていた。
ここは、どこだ…?
動揺する俺達をよそに、ゲームは華々しく幕を開ける。参加者であるはずの、俺達を置き去りにして。
「やあ諸君!!歓迎するよ、ようこそ!!この、究極のゲームへ!
君達は強い願いを持っているね。ここではこの14人のうち、一人だけ、願いを叶えることが出来る。では、その一人をどうやって決めようか?
……そう、殺すんだよ!最後の一人になるまで!!…でもね、そんな事言ったって、すぐに全員死んじゃつまらない。だからこうすることにしたんだ。二人ずつ、迷宮に閉じ込める。どちらか一人がもう一人を殺すもよし、迷宮の罠に嵌めて殺すもよし。はたまた自殺だってOK。人数が一人以下になったところで決勝戦を行おうじゃないか。
なぜこんなことをするかって?愚問だね。僕は見たいだけなんだよ。君達がどんな結末を迎えるのか。
…ああ、もちろん。優勝者にはそれ相応の賞品を用意してある。さっきも言ったよね。
君の願い、何でも一つ、叶えてあげるよ」
そう言って空間に響いていた声は切れた。しかしその瞬間、戸惑いの色が濃かった周りの顔つきが変わったことを、俺は見逃さなかった。
............
さて、じゃあ始めようか?
でもね、一つだけ注意して。
このゲームの結末は、いつも同じなんだ。
だから僕は退屈している。
今度こそ、何か面白い結末をと期待してるんだ。
くれぐれも、僕の機嫌を損ねないように。
………それでは、幸運を祈って。
Thanx
ぼっち
秋城梨奈
嘉綾
ちそら
さーこ。
朝香
soratan
柳夜
彼方
空柄羽毛布団
結布稀紗
支倉臣
ときあ
※敬称略