第七迷宮結末

柳夜
「今の世の中、何でも金で買える」

ときあ
「ほうほう」

柳夜
「おれは、何でも手に入れたい。だから、金がほしい」

ときあ
「なるほど。だからこのゲームに来られたんですねぇ」

柳夜
「貴女は理解力があって助かる。この迷宮は、申し訳ないがおれに譲ってくれないか?」

ときあ
「迷宮を譲る?この迷宮がほしいんですか?」

柳夜
「うん」

ときあ
「物好きですねぇ。私はいらないので、どうぞどうぞ。頭からバリバリと」

柳夜
「本当に?…ふふ、嬉しいよ」

ときあ
「こちらこそ。あら、また迷宮の罠、かしら?ところどころ火が吹き上がってる。気を付けないと」

柳夜
(密かに銃を構えながら)
「そうだね……気を付けた方が良さそうだね」

ときあ
「あら!」

(銃を撃つが、外れ)

柳夜
「!」

ときあ
「きゃー!」

(銃を撃つが、また外れ)

柳夜
「っ!」

ときあ
「あらあら」

(銃を撃つが、またもや外れ)

柳夜
「くそ、おれの腕が悪いのか…?」

ときあ
「?何か言いました?」

柳夜
「あ、いや…何でもない」

(その瞬間、下から炎が吹き上げ)

柳夜
「ぐっ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」

(炎が収まった時は、柳夜の姿は無かった)

ときあ
「あらあら……。何処へ行ってしまったんでしょうねぇ……頭からバリバリと……」


第七迷宮
ときあwin……END

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