黄瀬涼太
*めっさ年下で、シャイな妹
「ちわーっス!」
「あ、きーちゃんおはよう…って、あれれ?」
「はよっス!」
「ちょ…きーちゃん!そのきーちゃんの足の後ろにいる子、どうしたの?」
「うちの妹っスよ!可愛いでしょー!」
「あー、黄瀬ちんおそ〜い」
「黄瀬ぇ、早く来て1on1するっつーてたのはお前だろーが!」
「…何なのだよ、その子供は」
「可愛いです」
「俺の妹っスよ!」
「…(ビクッ)」
「黄瀬、来るのが遅いぞ。…何だ、その子供は」
「赤司っち!妹の未奈っス!いやぁ、実は今日午前は誰も家に居なくって。こんな可愛い子一人家に置くわけにもいかないし、良いとこも見せたいから連れて来ちゃった!」
「来ちゃったって、きーちゃん…」
「ほら未奈。ちゃんと挨拶するっスよ?」
「…黄瀬、未奈です。5さい…」
モゾモゾと黄瀬の足の後ろからぴょこっと顔を出して上目遣い。
「キャー!!可愛いっ!」
「監督には事前に連絡済みっスから、良かったら午前中だけ練習中桃っちに見ててもらえたら嬉しいんスけど…」
「勿論だよー!!」
「キャーキャー!」
「って、もう懐いてるし…」
「黄瀬君に似てないですね」
「テツ君!子供好きなの?」
「嫌いじゃないです。素直で可愛らしいですよね。特に日常を自分のふた周りぐらい大きい強面の人達に囲まれてたら…」
よしよしと黒子が笑顔で未奈の頭を撫でる。
「おいテツ。それは俺の事かよ」
「…っ!(パアッ)」
「ん、あれ?未奈ちゃん?」
「未奈?」
ガシッと未奈が黒子のシャツを掴む。
「テツ君…?」
「え?…ああ、はい。黒子テツヤです」
「テツ君…!」
「え、もしかして未奈ちゃん、テツ君が好きになっちゃったの…?!」
「未奈ーーーーッ!!?そ、そんなっ、ここにこんなにカッコいいお兄ちゃんがいるじゃないっスかっ!!」
「黄瀬、お前の妹が誰を好きになろうがどうでもいいけどよ。昨日の賭けのバーゲンダッツ、忘れてねぇだろうな」
「…あ、忘れてたっス」
「おいっ、てめぇ!」
「!…や…っ」
「ああ?」
「…りょー君いじめちゃ…やっ…!(ビクビクッ)」
「なっ…?!」
「!!未奈ーっ!やっば、天使!やっぱ未奈は天使っすよぉ!」
「おい、早く練習始めるぞ。黄瀬は早く着替えてこい」
「りょ、了解っス…!」
初恋はお兄ちゃんじゃありません。
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以下、妹のキセキの印象↓
黄瀬→良い兄ちゃん。たまにウザい
赤司→お兄ちゃんより上の人、と言う認識。
青峰→怖い人一号
緑間→怖い人二号。たまに持ってるラッキーアイテムを狙ってる。
紫原→怖い人三号。でもお菓子くれてから印象はデカイお兄ちゃんに格上げ。
黒子→初恋の予感か。きっと王子様的ポジション
桃井→理想のお姉ちゃん
練習がハードで倒れた黒子に未奈が駆け寄って、頭撫で撫でしてたら悶えると思う(私と桃井が)。てかキセキって、幼い子には優しくないメンバーだわ…。普通に180越えしてたら怖いよね。青峰以外最終的に懐かれると思われる。青峰は…子供に好かれる要素がない(笑)基本隣にいる黒子に流れるからね。
ヤバイ。これシリーズ化したい…。
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