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最終更新 2026/02/13
心を知る獣はどうなるの?
あなたの髪が伸びるのに気づきたい
あなたの血液がめぐるのを感じたい
あなたの体温があがるのを知りたい
あなたの閉じた睫毛に触れていたい
どうぞいかないでね
ゆっくり終わっていけばいいのだから
あなたの苦しみはあなたを追い詰めるためではなく、あなたの孤独はあなたを痛めつけるためではなく、あなたの赤い頬に祝福を与えるものなのだ
白痴の朝
象牙の指
空殻の爪
白絹の瞼
粟花の頬
雪消の夜
白磁の腑
薄霞の首
骨白の海
白蝶の終
60デシベルの声を追う
終わらないで
物憂う海馬
繰り返して
扁桃体は知っている
リピート・再生
乳白色の日
ぬるい指
二人はそこにいた
もう一度、残酷に
膜とガーゼ
白のノイズ
疆界、ずれる位相に
軽快につきはなして
たぐりよせるにはさびしい糸
耳を塗り塞ぐ
そちらとこちら
みえているくせに
エッジ・ライン
回遊魚たちへ
暗愚
うつろの海
肺を襲う
光なき処にて
ただようは虚舟
憂いて夜をふさぐ
新天地は落陽する
常世の女
白昼に舟はゆく
曲がる兎
レトログラード
月に打たれて
土星のまじない
ワンス・イン・ア・ブルームーン
ルナティック・ラブ
レゴリスはきみとともに
浮遊の塵
月と漆
いざなう星
よるべない月
つかめない影に
ひそめて触れたい
輪郭をたしかめた
闇をゆく
息を焦がして
落下、あなたごと
シャドウ・ランデヴー
あかいゆびきり
雷帝とあたし
だれよりも嫌いなのに
鵺の繭
七宝の首
うがて花
俗世の片すみで
もつれる天命よ
いつだって不和
珊瑚のあなた
身罷る
さながら妖
あなた、知らないひと
花やぐ矮躯は罰を知る
にやり・ひやり・ひらり
悪を知ったような顔で
春の境界にきみをみた
シルクのような風がわたしをつつみ、あなたとむかえられなかったもう一度をおもう。ぬるい雨は笑う。どうしても春は来るのだった。
とおい日を思って、かすめとるようにあしたを消した
どうにでも、どこまでも
おもいのままにこわしちゃって
これでもあなたを待ついい子だったのだ
羽毛のような不安に人は耐えられない
そうだとも、そうだろう?
おくての柚、透き通る冬に
春天誕生在孤寂的夜晩,知道星星的呼吸
(春は孤独な夜に生まれ、星の呼吸を知る)
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