うぅ…、チキショー。今夜はレッドの部屋に上がり込んで泣き通してやる!
私は昔からグリーンのことで相談を聞いてもらってるレッドに迷惑をかけに行く予定をたてました。
「ナマエもあんまり上手くいってないみたいだな」
私の前にいる人のせいでね!なんて言えるはずもなく。それに人が誰かを好きになる事は誰もが制限なんて出来やしないものだから…。
「グリーンの表情も暗いよ。らしくないね」
私の言葉にただ苦笑をこぼすだけのグリーンにイライラしてきた。ねぇ私のことを好きになってよ。そしたらそんな顔グリーンにさせないから。
「恋愛って難しいな」
ねぇ、私を見てよ。
…私じゃダメなの?
鈍感って、罪だよな……
お前もその鈍感だよ、バカ。
分かってるよ。
私達が抱えてる想いってそんな簡単に変られるもんじゃないんだよね。痛いくらい分かるから…。
御題
『心に刺さる彼のセリフ』より
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確かに恋だった