会話文のみ

「名前っちオッハヨー!」
「あ?なんなのそのテンション」
「声ひっく」
「あ?」
「寝てたんスか?」
「涼ちゃんの電話で起こされた」
「てかいきなり暗い話してもいいッスか……」
「寝起きにやめてよ。今日暇だから寿司奢ってくれるなら聞いたげる」
「まじッスか?じゃあ夕方そっち行くー。あ、いい話なら聞く?聞きたい?」
「それもちろん私にいい話?」
「そうッスよ」
「じゃあ聞く」
「蜜にディズニーのチケ二枚もらったんスよ!名前いる?」
「えっまじ?妹と行く」
「えっ」
「えっ?」
「俺とじゃないんスか……」
「ディズニーデートとかしたくねーよ妹と行きたい」
「ひでえ」
「てか涼ちゃんの蜜も涼ちゃんと一緒に行きたかったよね絶対。私は妹なだけまだいいじゃん?」
「言い返せないッス」
「フッ」
「鼻で笑うのやめて!あっじゃあ金自分で出すんで俺も!俺も一緒に行きたい!」
「三人って微妙じゃない?あっ、イトコも連れて行きたい。涼ちゃん」
「あー俺が出せばいいんでしょ!金!」
「さすがにチケット以外の金はちゃんと出すよ」
「名前がまともだと……?寝起きの機嫌なおった?」
「声でわかんない?」
「まだ悪いッスね」
「チケットの期限いつまで?」
「来年の三月」
「じゃあ涼しい時期で尚且つハロウィンとかクリスマスにかぶらないとき行きたい」
「暑いの苦手ッスもんね」
「うん」
「絶叫系乗れたっけ?」
「うん」
「ポップコーン何味が好き?」
「うん」
「聞いてないッスよね」
「うん」


眠い上に会話に飽きた
×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -