彼女とセックスするようになって気付いた事がある。快楽に弱いことは知っていたが、かなり性欲が強いらしい。
そういや人生やり直す前の彼女とは、成人後にオレがヤりたいときにヤるだけだった。10代の頃の彼女の性欲事情なんて知らないし、成人後も彼女は複数人相手がいたからもしかしたら分散させていたのかもしれない。
「祥吾、今すぐ犯して?」
オレに抱きつきながら甘えた声で誘ってくる彼女に興奮して押し倒し頬を撫でると、ピクピクと身体が反応する。そのまま首筋まで指をおろして行くとビクンと身体がはねた。
「お前感じやすすぎじゃね?」
多分下着の中はすでにぐっしょりだろう。
「……イヤ?引く?」
「逆だわ。嬉しいし興奮する」
前回の頃の彼女は自分から誘って来なかったしオレの誘いにも渋々といった感じだった。無理矢理ヤっちまえば気持ち良さそうにしていたが。
そんな彼女が自分からエロく誘ってくる。こんなに最高なことはない。付き合った相手にはこうなのか。オレはまた前回の頃にひとつ後悔が増えた。
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「っ、ちゃんと触って」
違う彼女が見たくなって焦らすように愛撫を続けていると、腰を揺らしながら耳元でおねだりをしてきた。今すぐ挿れてェ。そんな欲求を抑え、彼女の腕を掴み手首をゆっくりと舐める。ビクビクと震える彼女に顔がゆるっゆるになる。
「すげえ、全身性感帯みてえ」
ピンと硬くなった乳首を避け、乳輪を舌で刺激し、へその上、太ももと唇と舌を這わせながらズラして行く。その度にビクビクと身体を痙攣させる彼女を見てるだけでイきそうだ。
両膝を曲げるように押さえつけると大事なトコロが丸見えになる。ヒクヒクとさせながらイヤらしい蜜を流すソコに顔を埋め、ぷっくりと腫れたクリトリスを舌先で刺激する。
「や、ぁ、」
今まで聞いた中で一番可愛くてエロい声で、我慢できないとでも言いたげに弱々しく溢れた喘ぎ声に我慢出来なくなったオレは、彼女のクリトリスを唇で吸ったり舌で刺激しながら、膣内へゆっくり指を挿れた。指を挿した瞬間にまた先程の喘ぎ声。へぇこうされんのが好きなのか。舌先でクリトリスを潰しながらゆっくり指の出し挿れを続ける。
「こうされんの好きなの?」
「すき、だいすき」
合間に問いかければ息も絶え絶えに可愛く肯定された。これクリ触りながらゆっくりオレの出し挿れしたら最高によがってくれるんじゃ、期待しながらも続けると、彼女がイッちゃうと音を上げた。すぐに愛撫を中断し身体を起こし、再び彼女の全身へと覆いかぶさると、涙目で見つめてきた。
「いじわるしないで、いかせて」
「さっきみたいに、クリ触られながらオレのゆっくり出し挿れしたら、お前どうなっちゃうの?」
先程想像した行為を彼女の耳元で囁くよううに問いかければ、彼女はビクビクと身体を震わせた。
「してほしい?」
「ん、しょーご、おねがい」
蕩けるような声色に耳元を犯され、我慢出来なくなったオレは、一気に自身で彼女の中を貫く。身体を仰け反らせビクビクと痙攣する彼女の中と、耳元で聞こえる絶えない喘ぎ声に、腰を打ち付けたい衝動をなんとか抑える。
「おい、お前挿れただけイッた?」
身体をビクビク震わせながらこくこくと頷く彼女に、予定は狂ったが嬉しい誤算に顔が緩む。彼女が中でイッたのはこれが初めてだ。
「お前、焦らされすぎるとそーなっちゃうの?」
「そう、みたい」
「まだイけるか?」
「わか、んない」
お前エッチ大好きだろまだイケんだろ?そう半ば無理矢理肯定させ、彼女の呼吸が落ち着くまで待ってから、クリトリスへと指を伸ばす。指で撫でながらゆっくりと腰を動かせば、彼女は先程のようなたまらない喘ぎ声をあげた。