会話文のみ、内容なし、下品



「あれ、カラ松じゃん。なんでここにいんの」

「どうもデートをドタキャンされてしまってな」

「またぁ?!」

「仕方がないさ、レディーにも色々あるのだろう」

「カラ松兄さんいつもそういってるけどさぁ、なまえちゃんだっけ?前みたよ〜、別の人とデートしてるの」

「それ、浮気じゃん!!」

「なまえは俺に火傷するほどだぞ。浮気なんて」

「いったいよねぇ、ナルシスト通り越してサイコパスだよ」

「ってか、カラ松最近短期バイト掛け持ちしてるけどなんで?」

「…あぁ、なまえがブランド物のバッグが欲しいとねだるからな……」

「そう言えば、料理も始めてるよね」

「そういう男がいいと言われた」

「うっわ〜まだ、あのバッグ欲しがってるの?なかなか高いんだね」

「いいや、前言ったのは買った。次は別のモノが欲しいらしい」

「ブランド志向かよ〜性格悪そう」

「僕一度だけあって話したことあるけど、凄く口が上手くて魅力的だったよ」

「童貞のチョロ松には女の子ってだけで魅力的に映るんだよなぁ〜」

「いや、童貞とか関係ないし。とりあえず、魅力的だった。自信満々」

「……魅力的ではないよね」

「え、一松もあったことあるの?」

「クソ松と二人で話してるのをここで聞いてたけど。あいつ、自分の自慢話ばかじゃん、俺らのこと童貞ニートの底辺クズって明らかに馬鹿にしてるだろうな」

「それ闇松兄さんの憶測も含んでんじゃないの?」

「いいや、純粋に。ね、クソ松」

「…ん?あぁ、確かに武勇伝は多い子猫ちゃんだ」

「あ、でも一松がいいたいことはわかる。なんていうか……他人を蹴落としてでも上に這いあがっていきそう」

「そんなこと言ってた。なんだっけ、職場の上司を寝取ったんだとよ」

「なにそれ、なんかエロい」

「いや、そういう意味じゃないからこのクソ長男」

「少し突飛押もない行動が多いが、根はいい子猫ちゃんなんだ……誤解しないでくれ、マイブラザー」

「でもカラ松も困ってたじゃん。嘘が多いって」

「…まぁ。己を良く見せたいのはわかるが、たまに話がかみ合わなくて」

「いかにも女って感じだな。なに、顔は可愛いの?」

「……普通」

「なんで一松が答えるの」

「顔は普通、それから演技かかってるって言うか、言動が嘘くさいしある意味ナルシっぽい」

「なにそれ、同族かよ」

「っていうかカラ松兄さんだいぶなまえちゃんに尽くしてるみたいだけど、ちゃんと愛してもらってるの?」

「あぁ、大丈夫だ。俺は子猫ちゃんの喜ぶ顔がみたいだけだからな」

「……いったいよね」

「まぁ、唯一悲しいことといえば金欠なことかな」

「なに、お前が?彼女が?」

「両方。彼女は両親と仲が悪いらしくてな……まだ学生なのに自分で全て出しているそうだ」

「へぇ、だからカラ松が全部お金出すんだ。俺は嫌だね〜一生養ってもらいたい」

「俺は男だからな、好きな女の子を守るのは当然だ」

「ただいまっする、マッスル〜!!!あ、皆集まってなにしてるの?野球?」

「野球じゃないよ、十四松兄さん。兄さんこそ、どこに行ってたの?」

「んーっと、セクロス?」

「は?なに、十四松く〜ん。お兄ちゃんより童貞先に卒業しちゃったぁ〜?」
「うん、すっげー気持ちよかった!!」

「は」

「え」

「何、お前誰としたの?え、え?俺もしてほしいんだけど!!!!」

「えっとねー、なまえちゃんっていう肩まで髪の毛のある女の子だよ」

「カラ松、これはクロだぞ。お前、浮気されてんじゃん」

「………少し黙っててくれ、兄さん」

「まぁ、確かに浮気は悲しいけどさ。よりによって同じ顔にするかね〜」

「いいや、俺となまえちゃんは付き合ってないよ。セクロスするだけ」

「……え、あ。性欲が強いのかな……気にすんなよカラ松」

「い、いや…俺、まだエッチどころかキスも……いや、手を繋いだこともないんだけど」

「あー、まじか。ドンマイ」

「おい、長男」

「…………」

「…………」

「…………」

「なまえちゃん、すっげーエロいよ!!絶倫、テクニシャン!!ヤリチン!!」

「十四松、少し黙れ。あと意味が違う」

「クソ松息してないよ」

「なまえちゃん、なかなか性格悪いから今までの話まとめてSNSに投稿したんだけどさ」

「トッティ!!」

「正真正銘サイコパスだってさ」


「ごめんくださーい、カラ松くんいますかー?」

「あ、なまえちゃんだ!!!」

「……クソ松どうする?」

「起こさないに限る」



(本当のサイコパスは誰なんだろう)