雑記帳
この世界の理〜王の答え〜
―「王、此方です」
天使長ミカエルの案内で儂は
神の玉座に来ていた
そこにいらっしゃったのは…
慈愛に満ちた眼差しを向ける
女神だった
「では、聞いて頂けますかな??儂が出した答えを…」―
天使長ミカエルの記録・王の天昇後より
†おじいちゃんの方は、定期的に描いておかないと、忘れそうで…(^^;)
先の流れの続きで、死んだ後に、答え合わせが出来たのかなぁと。
因みに、王が生涯を通して導いた答えは↓
「人は善にも悪にもなれる、不安定な存在。故に人は何時も試される。
結果、善に傾くか悪に傾くかは自分の選択次第。
そして、善が善、悪が悪の勧善懲悪とは限らない。
勧善懲悪と思われていた天使と悪魔が、勧善懲悪とも限らなかった。
自分に与えられた地位と能力…
ミカエルが嫌がる悪魔の使役も、貴女様(神)は許された。
それは、貴女様が彼らを使い、触れ合い、生涯通して答えを得よと私を試されたからでは無かろうかと。
得たものの代わりに、支払うべき対価。
大きさに比例する等価交換…
ある悪魔と、そんな話もしました。
失った分、得たものもあると。
尤も、儂の場合、与えられた能力相応の対価を、貴女様に返せたか分かりませぬ」