パイモンは書類を突っぱねた方がいい


†カプセル薬風お菓子に、「ヤデス」というのがあり…
その歌い文句が『面倒くさい書類、電話対応、取引に』なんて書いてあり、脳内で発生したトークマター(笑)↓

【魔王側近の薬草の量は年々増えています】

―異端地獄・魔術堂―

ヴァサゴ:お師匠さん…ぼくコレ、凄くパイモンさんにあげたい…(薬風お菓子を見つめて)
ベリス:解らんでもないが…。ヴァサゴお前、本当に人間界で色んな物見つけてくるな…
ヴァサ:いやぁ…お菓子に関しては、ルシファーさんとメフィストさんが、より珍しい物知っていると思いますよ??ぼくだって初めて見るお菓子とか食べてたりするし
ベリス:…まぁそうか

パイモン:ベリス〜……(バタッ)←扉を開けて、即倒れた

ベリス:…。過労だな(はぁ)
ヴァサ:じゃ、また運んでおきまーす←慣れてる

―で―

ヴァサ:パイモンさ〜ん、大丈夫ですか〜
パイ:大丈夫に見えるか??
ヴァサ:見えません…(苦笑い)
パイ:はぁ。ルシファー様の溜め込み癖と偏食癖、どうにかならないかなぁ…
ヴァサ:パイモンさん…気休め程度だけど、コレどうぞ←薬風お菓子を渡した
パイ:お菓子??
ヴァサ:お菓子ですけど…。パイモンさんは、その袋に書かれてる様に、堂々と仕事拒否する位しないとダメだと思うんですよ。だって考えて下さいって。殆どルシファーさんの書類なんでしょ??
パイ:まぁ…
ヴァサ:だったら、拒否権はあるじゃないですか。1日位、「やりません!!」って突っぱねても…
ベリス:ヴァサゴ、パイモンに何言っても無駄だぞ。私も昔、同じ事を言ったが…夢の中まで仕事していたみたいだからな
ヴァサ:え、何それ…
パイ:そう…一回拒否したら、夢の中で渦高く積まれた書類が壁で迫ってきて、押しつぶされ…やっと処理したと思ったら夢で、現実で2山残っていた時の疲れが倍押し寄せてきて…
ヴァサ:え…ヤダそんな悪夢…
ベリス:しかも「パイモンが寝ながら死にそう!!」って言ってここに運んで来たのが、元凶のルシファー様だからな
パイ:素は優しい方なんだよっ(泣)
ヴァサ:(それで感覚が麻痺しちゃってるんじゃ…)
ベリス:とりあえず、パイモンは仕事を適度に区切ってした方がいい。そもそも、時計を買ったんだろう??タイムスケジュールの組み立ての見直しも薦めるがな。現状だと非効率だし、薬草の量も更に増えてきている。調達と調合する身にもなって欲しいんだが??
パイ:ぅ…
ベリス:…。まぁいい。とりあえず今はそこでゆっくり寝てろ。薬草は缶に入れて置いておく。全く…
ヴァサ:(お師匠さんも、なんだかんだで優しいんだよなぁ〜)じゃ、パイモンさん、ゆっくりしていって下さいね
パイ:待てヴァサゴ!!お前は行くなぁっ!!
ヴァサ:えっ!!はぁ!?なんでっ!!
パイ:お前まで行くと僕がゆっくり休めないんだぁぁっ!!
ヴァサ:何ですその理由っ!!
パイ:このリア充がぁぁっ!!
ヴァサ:えっ!えっ!訳分からないですよ!!お師匠さぁぁん助けてくださぁぁいっ(泣)

ベリス:…あれだけ元気なら、もう心配無いか。ヴァサゴ悪いな。←この結果が“見”えてた人

――――――――

†相変わらず…(^^;)

ヴァサゴとパイモンも、割とセットで動かすと楽しいです。
パイモンが一方的に敵視していて(笑)

prev / next
[ back to top ]

×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -