ベルならしょっちゅう来るけど??by三代目国王


†辞典系統の1冊のイフリートの項目にて、「敵対しているシバ国の女王を誘拐」とソロモン王に提案した…
なんてあり…

これ、当家ならどんな展開になるかな…と


【寧ろ友好国ですが??】
イフリート:ソロモン、提案がある
若ソロモン:何??
イフ:シバ国を占領下に置く為、女王を誘拐してはどうだろう??
若ソロ:シバ国ねぇ……
イフ:かの国は女王国家と聞く。利用価値はいくらでもあるぞ
若ソロ:……。それは君の欲望が混ざってるよね。それに、シバ国女王……ベルならしょっちゅう来るんだけど…
ベルキス:ソロネ、呼んだかしら??
ケルビエル:姫、お下がりください!!ソロモンの隣に、強力な悪魔がいます!!(翼広げて抜刀)
イフ:……え??
若ソロ:シバ国女王ベルキスと、剣の指導役のケルビエル。友好国だし、貿易相手だしで、良く来るんだよね。王宮に…
ベル:で??どの悪魔が私を誘拐するですって??抵抗される覚悟は、勿論出来ているんでしょうねぇ(ベルも抜刀)
イフ:えっ…(な…なんか、女王ってお淑やかなイメージ……しかも、天使付きとか、本当に聞いてない……)
ベル:ついでに、私の国の大切な民に、指一本でも触れてみなさい。只じゃおかないわよ(切っ先突き付け睨み)
若ソロ:らしいよ??
イフ:(退散)
ルビー:逃げられたか…。それより、貴方が悪魔を使役している事を、ミカエル様はご存知なのですか??
若ソロ:知ってはいるよ??まぁ…良い顔はされないけどね
ルビー:それは当然です。悪魔や堕天使など、何をしでかすか分かったものではない
若ソロ:……(一概にそうとも言えないんだけどねぇ…まぁルビーやミカエルは無理か…)
ヒラム:お??なんだなんだ??ケンカは良くないぞ〜??さぁ、原因を言ってごらん。オジサンが解決してやろう(HAHAHA)
ベル:別に、ソロネとは喧嘩していないわ
若ソロ:うん。まぁ…悪魔がベルに喧嘩をふっかけて、威嚇したら帰って行っただけ
ヒラム:なんだ…つまらないなぁ〜
ベル:つまらなくなんかないわ。私の誘拐を企てた悪魔よ??不愉快にも程があるわ
若ソロ:この国の厄介事の大半がこんなのだしね…(はぁ…)
ヒラム:ふ〜ん。でもよ、誘拐先がこの国なら一番安全じゃないか
ベル:何故…
ヒラム:ソロモンがどうにかこうにかして、絶対無傷で帰ってこれる!!
若ソロ&ベル:確かに…
ルビー:一理はあります。ついでに、犯人が悪魔と分かっているのなら、この国では確実に安全でしょう。ミカエル様やカイリエルの一声で、殲滅戦だって可能です
若ソロ:……。自国の事だけど、そう聞くとちょっとゾッとするかな…
ベル:エカルも、のほ〜んとしていながら、実は凄い立場なのよね。ルビーより上だったかしら
ルビー:天界にいる全天使の長ですので
ヒラム:そう聞くと、確かにゾッとするな…
若ソロ:ついでに、普段のほ〜んとしているけど、悪魔を見つけた時のギャップって凄いよ??なんて言うか、一人で殲滅戦をするような……。とにかく別人だよ。本当に…
ルビー:……。あなた方は、ミカエル様を、一体どの様な目で見ているのですか……

―――――――――
A:ド天然爆弾だろ??byザドキエル

†着地点…(^^;)
しかし、当家ならこうなるかなと。
ベルが、大分気の強い女王に育っております(笑)

そして、よく国王達が集う場所と化している三代目国王宅です。

…イフリート……この後出て来るのかね…当家…
なんというか…炎要員ってもういらないような…(^^;)

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