キャンディーポットの中身


†「天使長のキャンディーポットには、のど飴も入ってそう」とコメントを頂き…
「確かに、フルーツ系なら入ってそうだなぁ」と…

寧ろ、引き出しの中に、飴の袋も普通にドーンと入っていそうだなとか…


【何気に持っている】

―第八天国、ミカエルの部屋―

カイリエル:ミカエル、お前のど飴とか持ってねぇか??
ミカエル:持っていますよ。でも、珍しいですね。カイリエルさんが飴とか…失礼なはなっ…むぐっ!!(後ろから口を閉じられた)
ザドキエル:今すぐ無心になれミカエル!!それ以上は言うな思うなダメゼッタイ!!
カイ:・・・。(←読んだ…笑)まぁいい。とにかく、持っているなら二袋分位分けて欲しい
ミー:ぷはっ…良いですけど、本当にどうしたんですか??
カイ:救いの天使達がちとな。やっぱり人間から天使になった奴には堪えるらしい
ミー:あぁ…そういう事ですね。でしたら、天使長の権限で…(ゴソゴソして)はい、どうぞ!!(バスケットに山盛りのフルーツのど飴)
カイ:今、普通に引き出しから飴の袋出したな…
ザド:だってミカエルのあの机、お菓子入れになってんだぜ??使い方ぜってー間違ってる
ミー:無くなったら、遠慮無く教えて下さい!!準備は万端にしておくので!!
カイ:…それ位、軍でも準備万端にしてくれたら良いんだがな
ミー:軍でも準備万端にしますよ!!なんでしたら、軍用は、飴ではなくロールケーキを一軍につき10本焼いても良い位です!!(ぐっ)
カイ:そんなに菓子が食いたいかお前は!!戦闘準備だ!!
ミー:……。そちらも、何時でも準備万端です!!
カイ:はぁ…まぁいい。飴貰うぞ(退室)
ザド:シュナに配らせる方に一票
ミー:はい??
ザド:いや、だってよぉ、鬼が飴配るとか、ちょっと想像つかねぇんだもんよ
ミー:まぁ…。でも、カイリエルさんは鬼とかサド軍曹でも、面倒見は良いんですよ??シュナちゃんが良い例です
ザド:話振って悪かったけどさ、お前…それマジでカイリエルの前で言うな??
ミー:言いませんよ。消滅したくないですから
ザド:……。(なんかの拍子で言いそうだから怖いんだよなぁ…)にしても、俺の中で意外だったなぁ
ミー:カイリエルさんがですか??でしたら、今更だと思いますよ。親バカという事実が…
ザド:あ〜…だから、それ本人に言うなよ??そうじゃなくて、お前がのど飴食うって方。ハッカ系やミント系はダメかと思ってた
ミー:まぁ…確かに、強いハッカ系は頂いたら食べる程度で、自分から進んで購入したりはしないのですが…フルーツのど飴や…あと、カリンのど飴は、書類を纏めている時に紅茶と頂くとスッキリする事があるので
ザド:あぁ〜。気分転換みたいな??
ミー:はい。あと、フルーツの味もするので意外と平気なんですよ
ザド:美味かったって事か
ミー:はい。あ、勿論、ハスディエルの書類を手伝う時にも活用してますよ
ザド:あぁ…そういや前、日誌にンな事書いてあったな。飴がどうとか…
ミー:ハスディエルには、リフレッシュ方法としては効果覿面でしたので。今月も、そろそろ準備しておきますかねぇ…

―――――――――
†相変わらず…(^^;)
でも、カゴに「救いの天使達へ 天使長より」と、直筆カードを添えて置いておけば、救いの天使達は安心して取るんじゃ…と思いました(笑)

あと、カゴを持ち、ニコニコしながら歌い終わった天使達に飴を渡すシュナを想像したら、ちと和んだ。
そして、カイリエルが頭を撫でてればいい…とか(笑)

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