お夜食事情(笑)


†某日の朝、寝ぼけ眼でぼ〜んやり見ていた某ニュース番組にて、「メソポタミア人のクレーム石版」なんてやっており、脳内で当家の考古学者兼魔術研究者が、「いつの時代でも、こういう事は変わらないんだな…」と、朝っぱらから苦笑しながら頷いておりました(笑)

ただこの話、聞けば聞く程、手間と労力をかけてクレーム石版を作っているあたり、あの銅を買った人の怒りは相当な物な気がします。

うん…朝から、あれはちょっと楽しかった…

まぁ…そんな朝っぱらから、ちょっと楽しい事になっていた脳内…
「そういや、彼と現役時代の王は、一番夜食を必要としていたんじゃないだろうか」と。


【パンミミで繋がる時代(笑)】

―ソロモン王の部屋…―

若ソロモン:ふぅ…
ミカエル:王、ひと息入れませんか??夜食作ってきましたよ
若ソロ:…。最近分かったけど…こう…ひと息入れたい時のタイミングもいいよね、君は
ミー:私なら、このタイミング…という時に伺っているだけですよ
若ソロ:まぁ…君も天界で随分徹夜しているみたいだしね
ミー:天界に夜は来ないので、厳密に言えば徹夜では無いんですがね
若ソロ:それでもさ、いくら天使だからって、3〜4日寝てなかったら、同じだと思うけどね。(尤も、君のお兄さんは、休みたい時に休んでいるみたいだけど……言わない方がいいか)
ミー:王??
若ソロ:……。それはそうと…このスティック状のフレンチトースト、久し振りのパンミミだったりする??
ミー:はい。丁度厨房で、料理長が明日の仕込みをしていて、明日の朝はサンドイッチとの事でしたので…。あと、夜食なら軽めの方が良いかなと思い、それならパンミミは丁度良いなと
若ソロ:君のその配慮に感謝するよ
ミー:王も、徹夜お疲れ様です

――

―それから、後の世界にて―

プルフラス:ぅ〜…マスター??まだ寝てないの??
クラナド:あぁプル…ごめん起こしちゃったね
プル:プルは大丈夫。マスター、徹夜??
クラ:…に、なりそうだね。まだ調べなきゃいけない事もあるし…
プル:お仕事大変だね
クラ:ははっ。でも、この仕事やってなきゃ、ソロモン王やプルの事を知らないままだったし、僕は楽しいよ
プル:そっか…。そうだ!!プル、良いもの持ってくる!!ちょっと地獄に帰るね!!
クラ:あ…あぁ…

―数分後―

プル:マスター!!一休みしよ〜(袋にパンミミラスク)
クラ:それは…パンミミ??
プル:うん。魔王様が沢山作ったからって
クラ:ま、魔王様!?それって、魔王ルシファー??
プル:そうだよ。魔王様って、よくお菓子作るの。あと、お爺ちゃんから聞いたけど、ミカエルもよくお菓子を作ってたんだって
クラ:そうなんだ…(意外な事実だ…)
プル:パンはね、パイモン様が人間界から買ってきたのだから、マスターも食べても平気だよ
クラ:そうか…。それじゃあ、一休みしようかな。待っていて。紅茶を入れてくる


―――――――――
†なんとなく、久し振りに登場したアイテム「パンミミ」(笑)

天使長、魔王…それぞれのお夜食(もといパンミミお菓子)を口にした二人の第一声は「あ、美味しい」です(笑)

まぁ…人間サイドで、徹夜する機会が多そうな二人だなと。
同じ国王である、ヒラムのオッサンは、完全にやりそうに無いし、ベルは「夜警をするにも、寝られる時にきちんと寝るものよ」な事を、まず国民に言いそうだし…

あと、ミーなら王に夜食位は普通に作ってそうだし、ルーも気分次第でパンミミお菓子を作りそうでな…

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