この指と〜まれっ!!by魔王


†前に続き、「もしもサタナが消滅せずに生きていたら〜」と…
そんな世界でのルシファー堕天。
天使1/3がルシファーと一緒に、地獄にやってきました。



サタナ:また随分大きな事やってしまった様だね
ルシファー:だって、神のやり方嫌だったんだもん!!それにね、「神を撃って理想郷を一緒に作りたい天使、この指と〜まれっ!!」って声かけたら、割と集まったんだよ??
サタ:……ん???
ルー:天使全体の1/3位??それだけ神に納得出来なかったんだねぇ〜

―で―

Y:お兄様、申し訳ございません。私の躾が至らないばかりに、ルシファーが迷惑をかけてしまいました…
サタ:いや、別に構わないし、彼らが「戻りたい」と言えば、ちゃんと浄化してそっちに戻してあげるから心配する事は無いよ
Y:……(しゅ〜ん…)
サタ:…。ところでヤハ、ルシファーが面白い事を言っていたのだが…
Y:面白い事??
サタ:「この指止まれって言ったら、1/3が付いて来た」って…
Y:あぁ!!それ、あの子の凄いところだわ!!と思ったんですの!!ちょっと、天使達が集まる様子が、角砂糖に群がる蟻っぽく見えましたが…
サタ:(あ…蟻!!?)
Y:ルシファーも、あれだけ慕われている証です

―――――――――
†無理矢理…(^^;)
女神様(しかもこの世界の唯一神と呼ばれている神)が反逆天使とは言え、天使達を「蟻」とか言ってしまったら、色々終わりな気がします。
そして、そんな妹とルシファーを見比べ、「やっぱりあの子が創った天使だ」としみじみ思っちゃったサタナおにぃやんです(笑)

prev / next
[ back to top ]

×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -