天使長が黙っちゃない


†悪魔召喚云々で…
何かと、やれ聖書の一文だの、神の名の下にだの、大天使ミカエルが〜だの…

やっぱりやたらと多いよな…と改めて…

で、これ、やっぱりミカエル本人が聞いたら許さないんじゃなかろうかとか…

―――――――
─宮廷内・地下室─

若ソロモン:〜〜我の前に現れよ。さもなくば、大天使ミカエルが汝らを聖なる雷で……
ミカエル:王、呼びました??
若ソロ:!!!(ミカエル本人来ちゃったよ)
ミー:王!!また悪魔召喚しようとしていましたね!!
若ソロ:あ〜…うん。ちょっと人手が足りなくて。大丈夫。下級悪魔だから
ミー:階級関係無く悪魔召喚は良くありません!!一言相談して頂ければ、私の軍の者を、必要人数派遣しますから!!
若ソロ:…その申し出は、凄く有り難いんだけどね、後からガブリエルが大変というか、訓練でボロボロ(であろう)な天使軍を使うのは、ものすご〜く気が引けるんだよね…。君を含めて
ミー:私はちょっとやそっとの訓練ではめげませんよ!!
若ソロ:君は大丈夫でも、ガブリエルは大丈夫じゃないよね??ラファエルから聞いたけど、メイスで殴られる天使長もどうかと思うよ??
ミー:…分かりました。では百歩譲って、私の名を騙るのは許しましょう。しかしそこに主の名を使うのは…。
王、十戒を忘れた訳ではありませんよね??
若ソロ:…何が分かったかちょっと分からないけど…。でも心配しなくても、十戒は忘れていないよ。
でも、言わせて貰えば、君のお兄さんの名前も、結構な頻度で使わせて貰っているけどね
ミー:何故ですか…
若ソロ:(あ、分かり易い…)堕天使とか…あと上級悪魔だと、そっちの方が言う事聞くのが多いからね。
神やミカエルは怖くないってさ
ミー:…王、その悪魔や堕天使を呼び出してくれませんか??主の威厳を、私が叩き込んでやるっ!!(ブロードソードをクラウ・ソラスに変えた)
若ソロ:ちょっ…それはもう討伐だよね!?
ミー:私はまだしも、主を貶す事は許しません!!王、今なら私が許可します。好きなだけ悪魔を召喚して下さい!!
若ソロ:いやいやいや!!今呼んでも、君の魔力の所為で多分誰も来ないから!!ミカエルが近くに居るのを知っていながら、ノコノコ来る悪魔とかそういないから!!
っていうか、とりあえず落ち着こうかミカエル!!
うん。今日はミルクプリンらしいから、食べて行くといいよ。僕も疲れたし。
君も天界とこっちの掛け持ち、大変でしょう??
ミー:……王が仰るなら。
しかし、主を貶す事は許しませんよ!!
若ソロ:解ってる。僕はしないから、ほら、早く行こうか。
(…。たまにミカエルのギャップに付いていけなくなるんだよね。あっちでもこんな感じなのかな??)

─────────
†天界でもそんな感じだぞbyザドキエル

結局、ミーのこのギャップには、生涯付いていけなかったとか(^^;)
でも、当家の場合、パイモンは、ただルシファーの名前を上げても出てこないと思う。
「ルシファーからの書類を送りつけて、お前の仕事を増やす」位言わないと←
フェニだと「ルシファー様怖い!!」って出てくるか…
「出てこないと、ルシファーが焼き鳥にする」って言えば、高確率だよなぁとか(笑)

ついでに、魔神召喚で、ルシファーは月曜日に召喚しないといけないとか…

prev / next
[ back to top ]

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -