バレンタインの翌日(地獄編)


†「嫌いな人にチョコを渡す」と知って、黙っちゃいないのがルーだと思う。

理由的に「なんか面白そうだよね!!」

基本、ルーが嫌いな相手はミカエル以外の天使と女神様なのですが、地獄では…と考えると、好き嫌い以前に、「今日、チョコを渡してみたら、パイモンはどんな反応するかな??」と、ワクワクが抑えられない魔王。
なんか気分もいいし、久しぶりにチョコケーキ作ろっかな〜と、チョコケーキ製作にとりかかりました。

で…

ルシファー:パイモンパイモン、今日はね、私頑張ってチョコケーキ作ったんだよ!!
パイモン:えっ!?
ルー:1日遅れたけどバレンタインね。あげる!!(チョコケーキ1ホールをドーン)
パイ:ルシファー様…有難う御座いますっ!!(感激中)
ルー:…(むぅ〜)パイモンつまんない…
パイ:えっ??何がです??
ルー:反応面白くない!!つまんない!!白銀タワシっ!!!
パイ:はぁぁぁ!??

もう、意味わかんねぇよルシファー様状態です(笑)
その後、それをアムドゥシアスに話したら、アムから、「あぁ…本日は噂で嫌いな人にチョコを渡す日らしいですから」と、無表情で返されて、ズーンと凹んだパイモンがいたとか(笑)

一方で、魔術堂の前とベルフェゴールの部屋の前に、嫌がらせの如くチョコが投げ置いてあり、「「くっそあの若年寄り(根暗予知者)め」」と、キレたベリスとベルフェが、チョコはそれぞれヴァサゴとイニアエスに処分(二人が当然食べた)させ、喧嘩勃発したとか。

そのチョコ自体、「この二人の部屋に置いていたらどうなるかな」とワクワクした魔王直々の仕掛けだと、後にヴァサゴが過去を“見”て気付き、二人に言うも、聞く耳持たずだったとか…

結局魔王様は「自分が楽しけりゃそれでいい」らしいです(^^;)

ルー:だって引っかかる方が悪いんだもん。私悪くないもん(断言)

……………(^^;)

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