パイモンが大泣きしたと思うんだ…


†ある時期…72柱召喚を境に、魔王ルシファーについて、呼び出した悪魔一人一人に質問していた当家のソロモン王。

聞かれた時、パイモンは絶対泣きながらルーの事語ったよな…とか…

―――――
パイモン:人間か。ボクに何か用か??
若ソロモン:うん。直球に言うと、僕と契約して貰いたい。そして色々手伝って欲しい
パイ:断る…と言ったら??
若ソロ:別にそれでも構わない。君はこのまま帰す。
けれど帰す前に、君達の魔王について教えて貰いたい。
他の悪魔から聞いたけど、君、魔王の側近でしょう??
パイ:ルシファー様の事…
若ソロ:そう。機密事項は言わなくていい。ほんの些細な事で構わないんだ。好きな物とか…
パイ:─だ〜っ─(滝涙)
若ソロ:(えぇっ!!なんでいきなり泣く??)
えっと…話したくないなら別に構わないケド…
パイ:ルシファー様、ボクは本当に本当に憧れてるんですよっ!!でも、お菓子ばっか食べて仕事しない、典型的なサボリ魔なんだよぉっ!!
昨日だって、漸く終わったと思った書類の束が、ほんの一瞬席を立っただけで、「どこに隠してあったぁぁ!!」って位また山積みになってた挙げ句、『パイモンへ黒ハート』なメッセージ付きでっっ!!
若ソロ:そ…そう。大変…なんだ。
パイ:大変どころじゃないっ…
若ソロ:えっと…不満があるなら、ここにおいでよ。勝手に来ても構わないし…愚痴位は聞いてあげるよ??
パイ:…有り難う…人間っっ

─────────
†うん。きっとこれが毎日のように続いて、パイモンが「なんか悪いから契約する」の理由で契約してそうだな…当家…

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