小説 | ナノ


「あー…のんびり日向ぼっこ、最高だねぇアシリパさん」

「そうだな…ここのところ逃げ回ってばっかりだったからこんなにゆっくりしたのは久しぶりだ」

「アシリパさん」

「?なんだ」

「おいでなさい」

「…子供扱いしてるな、膝枕なんかしないからな」

「どうして、そこ石があって硬いよ」

「…………」

「ほらほらおいでなさいって」

「私が求めたんじゃないぞ!仕方なくだからな!」

「あはは、アシリパさんかわいいー膝あったかい」

「ねぇそれ羨ましいんですけどー次変わってアシリパちゃん!」

「うるさい白石!早くオソマしてこい!」

「クゥーン……」


(入れ替わり立ち替わり/アシリパ+白石)