#01 古代人、東京へ行く 僕はシュウ。 生まれてこの方神の島、ゴッドエデンから出たことがない。世界は僕が生きた時代とは違ってかなりハイテク?かつスマートな世の中になったそうだ。 そこでだ、僕はこのスマートな時代ってものがどんなものか気になったんだ。だからゴッドエデンを抜けて、少しの間、東京に言ってみようと思ったんだ。 東京まではゴッドエデンの施設の人に送ってもらった。でもここからは僕だけでの行動になる。 まずは天馬が住んでるという『稲妻町』を目指そうと思う。駅というところで切符を買う。うわ、稲妻町までちょっと高いなぁ。 それから前の人たちに続いていく。 するとなんだか門のようなところにさしかかった。 僕が皆と同じ様に通ろうとすると僕を行かせまいと門を閉じる。何で皆は通すのに僕は通してくれないの。 「許せないなぁ…。」 一発この門にブラックアッシュをかまそうとしたそのとき… 「な、シュウじゃないか!どうしたんだこんなところで。」 「本当だ!シュウお久しぶり〜!」 隣の改札入口に白竜と名前がいた。 「いや、この門が僕だけを通さないから一発ブラックアッシュでもかまそうかと思ってね…?」 「バカか!そんなことしたら改札が壊れてしまうだろ!切符はどうした切符は!」 「シュウ、これはね切符をここに通すと通れるんだよ。」 「へぇー、そうなんだ。ありがとう二人共!」 白竜と名前のおかげで無事に突破することができた。 「それにしてもシュウ、ゴッドエデンから東京に来るなんてどうしたの?」 「今は天馬に会うために稲妻町へ向かう途中なんだけど、本来の目的はスマートな時代を体験しようと思ってね!ここまで来たんだ!」 「「(すごく危険な気がする…。)」」 「俺たちもちょうど稲妻町へ帰るところだったんだよ。よかったら一緒に行こう。」 「うん。ありがとう。」 俺たちは直感的に感じたんだ。 このままこの東京でシュウを野放しにしておくと危険だ…と。 なんたって今さっき改札に向かってブラックアッシュしようとした奴だからな。 東京の平和は俺たちが守る!! |