鬼道監督 あなたの生きるこの道に、ほんの少しでも私という彩りをそえたいのです。私があなたを好きだと言えば笑うのでしょうか。私があなたに抱いているのは、憧れや尊敬の類ではなくれっきとした恋なのです。それは勘違いだとさりげなく、けれど確実に、私を拒絶する。私はあなたの左薬指にきらめくそれを見ないように背の高いあなたを見上げるのです。早く手を離せばいいものを。 2012/07/05 19:18
大人のだれか 監督、私からお願いがあります。愛してくれとはいいません。特別扱いを願ったりしません。ですから、私を嫌わないでください。 2012/06/16 15:12
ベータ 「私、あなたのことが嫌いよ」ベータが髪を可愛らしくふわりと揺らした。自然と、目がやわらかな髪の動きを追う。好きな子に嫌いと面と向かって言われたのに、私は悲しいと感じなかった。ベータが、私に何も感じてくれない方が悲しいから。でも、どうせなら、ベータに好かれたいとわがままな私が顔を出す。「どうしてか、わかります?」「あなたが、私を支配しちゃうから」 2012/06/05 19:59