いつも通り、いつも通りの日常。
朝は7時に起きて、朝食を食べ、通学の電車に間に合うように家をでる。
ここまでは良かった。

だけど―――、
横断歩道を渡ったときの、まさかの交通事故。
私なら交通事故に会わないと思っていた。
原因は私じゃなくて相手の信号無視だから仕方が無いと思う。
こんな時に限って後五分寝ておけば良かった、と思う私はなんだろうか。


あー体中が痛い。ほんと痛い。
やば、視界が霞んできた。
ごめんね、おばあちゃん。まだ色々してあげたかったのに。
おばあちゃんより先に逝くなんてどんだけ親不幸娘なんだろ、はは。


意識はどんどん闇に呑まれ、彼女は昏睡状態に陥った。
病院に運ばれたが、意識を取り戻すかは彼女次第だった。




***


俺様はいつも通り、国境の見張りに来ていた。
でも、一つだけ風景の違うところが有った。

何がいるのかと思い、苦無を片手に近寄ってみると
そこには…女の子が倒れていた。

「……見たこと無い服。間者…には見えないし。こんな女の子を置いて帰るのも気が引けるな…。」

気を失っているようだし。
とり合えず、旦那の所に連れて帰るかな。
この子の対処はそれからだ。




月明かりに、影が二つ空を行く。


今日は何時もと違うみたい。
(1日目:なにか可笑しな事になってます。)

100317
……………………
スランプ中なので中編。
長編がなかなか進まない…。
ごめんなさい、頑張ります!



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