2019/11/26 15:37
クリアした私が来た！（挨拶）
安定の寝不足慢性疲労で怠かったり、ゲームの発売ラッシュにモンハンにアプデが来たりとゲー活が充実しすぎていましたねー。ネタバレありのとても長い追記です。
初回クリア時間107時間ちょいだったんですが、まぁ真エンドに行くまで本当に長かった…！（笑うところ）
▽バトル関連
バトルに関してはP5と比べてSP回復手段が増えたり、銃が実質無限になったし、ペルソナ特性のおかげで歴代最高と思うくらいとても楽しかったです。ダンジョンも長いっちゃ長いけどオンゲの方がゴミクソダンジョン多いし、ボスの行動も一新されてて、楽しかったです。また、戦ってて苦痛になる、詰むっていうような鬼畜難易度な敵がなかったので概ね満足です。（ただし奥村社長のDPSチェック、てめーは許さねえ）
ほんでもってメメントスの認知変化というテコ入れはすごく攻略が楽になりました。（ジョゼとかいう選ばれしショタは違うぜ！）ただ、竜司の瞬殺と合わせて簡単にレベル99を目指せる割に、敵の攻撃がぬるく感じることもしばしば。難易度変更してもはっきりとした違いや旨味がないのが残念なところでした。そこら辺はテイ○ズのグレードショップくらいのご褒美があるともっとよかったかなぁ。
・ショータイム
一部演出が「ええっ？！お前そんな性格だったの？？」っていうくらいダサい。あの総攻撃フィニッシュを作った会社とは思えないくらいダサい。（アトラスさん悪ノリしてたの？？）加えて、いつ発動するか分からないくせに一体しか敵を倒せない、ただし火力は高い、というよく分からんものになってしまった。タイミングによっては殲滅しきれない時があるので、回復やダウン行動の邪魔になってしまうこともしばしば。
・新コープと新キャラと明智くんと真エンド
追加されたイベント、コープ、キャラは違和感なくシナリオに絡んできて、とてもよい出来でした。近いうちに丸喜先生の夢書くからね！ってくらいには影響がありました。（笑うところ）
マルキセンセイが曲解能力を得た背景の掘り下げが足りない感じで、ちょっともにょりますがラストバトルからの音楽、展開、エンディングへの流れは秀逸でした。モナヘリの唐突な流れはシュールすぎて草生えたけどw
ええ、流れはとてもいいんですよ！流れはね！
だけど、なんであんな取ってつけたような意味不明なエンディングになってしまったのか残念でなりません。
最後に街をうろついて、挨拶して、信頼関係が出来ていた人からはコープアイテムをもらって、個人個人別れのセリフを言ってくれる中、どんな感動があるのかな？ってワクワクしてプレイしてたんですよね。……マルキセンセイとすみれちゃん、明智が探しても探しても全然いない。ここで色々察して軽く鬱になりました（笑）
そして流れる締めくくりのアニメ。微妙な作画。仲間達の雑な見送り。唐突なマルキタクシー。素っ気ない「それでは！」なすみれちゃん。チラッと映る明智とジョーカー……。くそでかため息通り越して何でこんなに感情移入出来ないアニメを最後に持ってきたんだっていう意味不明さが伴いました。
アニメは外注で先に作る都合があったにしても、エンディングからのシナリオがしっかり練られていない感じと（開発期間、間に合わなかったの？）真エンドとはいえ、手放しで喜べない悲しい別れを経た後にちらっと明智が窓に映るとか、プレイヤー舐めとんのか？彼はまた作品のシナリオの中で生死を弄ばれるのかってほんとむかつきました。三学期中の明智がいいスパイスになり、かなり面白かっただけに雑な見せ方が悪目立ちしました。
すみれちゃんもマルキセンセイの曲解の能力を受けていたとはいえ、別れ際もあっさりしすぎなんですよ！！なにあれ？恋人にした人も、え？？って思うでしょ！記憶がなくなるっていう描写は作中で明確にされてないんですが、数日前まで仲良くしてたはずなのに何でここで突然「それでは！」するんですかー！
他にも
・明智の手袋と決闘の件（いつまで持ってたらいいんですか、いつ決闘するんですか？遺品になったんですか？）
・マルキセンセイが曲解という超強力な力を持つペルソナを得た背景が弱い（ペルソナ発現のきっかけは恋人の留美さんでしたが明智のようにヤルオ神の影響で得たとか神様が介入してきたとかそういうの全くなし、超すごい力なのにねー）
・すみれちゃんの携帯がおかしかった理由（マルキセンセイの曲解のせいですか？）
・濁されたジョゼの存在（多分ベルベット関連の人間か次期イゴール候補なんでしょうねー）
これだけじゃないけど謎は謎のまま投げっぱなしで、シナリオ周りがすごく雑だったのが残念でなりません。ねえねえなんでなんで？って聞きたいのはこっちだよ！
P4足立のようにマルキセンセイをどうしようもない悪人にするか、暴走したアダムカドモン（神）に取り込まれたセンセイをジョーカー達が救うエンドだったらまた違ってたんじゃないのかなって思います。でも、格好とかは初期メガテンのロウヒーロー（餃子）みたいな感じがして好感が持てましたがハイヒール（）！！
▽祐介の話
三学期になって話が進むと街に出ることが出来るんですけど、斑目センセイが渋谷にいたんですよね。細かいこと忘れちゃったけど優秀な弟子（祐介母）がいるとか弟子の子供（祐介）がまた優秀だとか毒気なくハッピー満面スマイルでそういう話を第三者にしてて一気にしんどくなりました。
祐介周りの曲解では、双葉ちゃんみたいに母親は生き返ってなかったと思うんですが、母親の死自体にはけじめがしっかりついていて、主人公に出会うまでの間に親に愛されているっていう基本的なところはきちんと満たされているから祐介もブレずに生きてこれました。ここはコミュ周りを進めてみても分かるけどきちんと斑目に愛情をもらっていた事実があるので、祐介がメンタル虚弱な問題児にならなかったのもある意味、斑目センセイのおかげです。（ありがとうせんせい）
その次のステップである自分の才能や感性を周りに認めて欲しい点と、自分が尊敬出来る大人が今の自分に本当に必要なものだったっていうのが最高にお辛くて涙が出ます。だからこそ曲解で母親が生き返ることがマストではなくて、良い師のもとで絵を描きたい、大成したいっていうぶれない姿勢が叶った三学期がもうしんどくてしんどくて丸喜受け入れエンドでエクストリーム自殺しそうになりました。全体的にみんなの夢オチ三学期を見せられたときのどうにかして目を覚まさせてあげたいけどそれも幸せの形だよなって納得出来てしまう息の詰まる切ない雰囲気が大好物です。
脱線しましたが、斑目センセイが極悪人と明確に言えないイベントがちょくちょくあるのと、祐介自体も斑目先生って言おうとして斑目って言い直したり、悩んでいるところが結構あるのであの二人の距離感が難しいところですよね。祐介がマインドコントロールされていたり、シドウと悪いつながりを持っていたり、祐介の母の死に関わっているとか、盗作だ、何だと黒い噂も多い人間が斑目ですが、義理人情を大事にする祐介だからこそ師の事実を知った後、彼の瞳が曇ってしまうのも頷けます。怪盗団の正義って結局はシドウと明智と怪チャンに踊らされていたところもありますが本当にそれでよかったのかなって思うこと（基本的にターゲット決めが正義の全会一致、というより主観で動いていないか？とか）もあるので、裏切り代表の明智や丸喜先生にはもっと別の形で怪盗団と対立して欲しかったなっていうのがありますね。シナリオが少し惜しい。
▽丸喜先生の話
丸喜先生はもう初めて出てきた時からあーあーってなるくらい好きでした。一番持ってかれたのは塩ファサーだよね！芋煮会の塩ファサーだよね！ムドオンカレーの再来かと思ったら塩！あとリンゴジュースとかアダムとイブのリンゴもじってるんでしょーふーん足立さんはキャベツだったよなーあっ！もしかしてこいつ！て感じだったので途中からボス化するんだろうなって分かったし、マルキパレスは楽園だし留美さんの黄金像あるし、ほんと元恋人神格化しすぎるところが愛が深いですよ。公式CPに割って入って夢小説書くのほんと申し訳ないけど好きなのでごめんなさいだよ。
心理学系とよく絡めてシナリオ作ったなーおい！（ただし伏線回収全くしない）っていうのは素晴らしいですよね。心理学好きなので嬉しかったところです。でも真エンドみても丸喜先生は改心もしなくなり、研究もカウンセラーもしなくなり、留美さんと仲戻すとかもなく、タクシー運転手に鞍替えするっていう謎展開はどうにかならなかったのか（笑）そっちの方が逃げてると思うのですが…主人公とシュールなぶん殴り大会経た意味！！って思いました。結局マルキパレスにいたのは丸喜先生なのか丸喜シャドウなのかイマイチ分かりませんでしたね。
ほんでもって丸喜先生のペルソナが触手プレイに特化したデザインだったんですが、なんであんな善人な人のペルソナがエロ同人みたいに！！みたいなデザインなのかなーと、かすみれちゃんを捕縛する時も触手でぐにぐにでしたでしょー？あれなにか意味あったの？誰かの性癖を満たしただけじゃないの？そういうねちっこいところがやはり丸喜クオリティ。
丸喜先生はやはり髪の毛を上げる宗教家スタイルもいいですが、下ろしてボサボサの方も安心感がありますよね。好き。ペルソナのデザインはヤルオ神にスケールも何もかも負けている感じがしますがペルソナ完全覚醒してから短いのとおまけのボスって感じだからいいのかな。個人的に◯ボタンショットで仮面撃って終わるよりアダムカドモン最終形態ともっと戦っていたかったです。イベントで終わりかい！って思わず突っ込みましたわ。
以上！
はー、一気に書いて興奮してしまったのでジンオウガ亜種とゼノジーヴァ成体のアプデ待ちしながら落ち着けよう。
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