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いい加減創作したい
2023/11/26 15:49
今週も回復にエネルギー使って終わった(大いに笑うところ)
あとはフリーレンと価値観の話



 ほ、本当に薬を飲んで眠っていたら速やかに治っていった。(あたりまえ)

 でもすぐ風邪悪化するのは持ち前の抵抗力とかが死んでるんでしょうか、家族の遺伝子が近いから罹りやすいのでしょうか。創作満足に出来ないのは死にてえ。

 マグロはずっと海を泳いでいないと死んでしまうので、私も創作しなくなったら死にますね。約束されし死かつ、肉体の死ではなく精神の死。でも最終的にこのまま死んでもいいやって思えたらなんでも出来るようになってくるので、別にどうでもいい。未来の私の精神が解決する。

 あとはナノさんの課金が切れてえっぐい広告がうざうざタイムになっててすみません。あとで時間を見つけて課金してきます。

 個人的にサイトのレイアウト綺麗なのに広告に雰囲気台無しにされるのって腹立つので、私はこれからも課金派です。綺麗な花が咲いてる畑に勝手にミント植えられてミントしか生えない土壌にされたら誰だってすん…てなります。(微妙に分かりにくいミントのつよつよアピールw)


で、葬送のフリーレンの話。

 葬送のフリーレンが面白い。エルフとかめちゃくちゃ日本人好きですよね。
 
 ほんっとうにアニメを見てるだけのにわか勢なんですが(いつもの言い訳ェ)フリーレンの面白さは世界を作る設定がきちんとしているところですかね。当たり前だったことやルールが時の経過によって流動的に変わっていく、という点も面白さに拍車をかけているように感じます。
 
 勇者がいた世界、魔王がいない世界、勇者がいなくなった世界、残った仲間とどう過ごすか、新しい仲間をどう育てるか。RPG好きにはたまんないif設定の塊ですよね。
 
 おまけに主人公であるフリーレンが長命なくせに精神が赤ちゃんみたいなもんなので、人間の一生を濃縮してまとめてフルコースにしたような話が多い。
 
 フリーレンのこの前の話も熱かったです。断頭台のアウラの話です。優劣はあれど持って生まれた魔法の素質は変わらないのに、環境や種族によって育て方も在り方も変わっていくってのは現代社会を生きる人間も一緒なんじゃねえのかなって思います。
 
 ここから、ネタバレを含みます。
 
 
 
 フリーレンの師であるフランメが「魔族は言葉を使って人を欺くが、お前は魔力を使って魔族を欺け」って言ってきたんですが、魔族、人間、エルフの特徴や生き方を理解していないと出てこない言葉ですね。
 
 この世界では魔族もエルフも人間も才能があれば共通で使えるものが魔法という特殊能力のようです。
 
 (この特殊能力を自分の能力や個性と言い換えてみると、だいぶ身近に感じられるのではないかと思います。)

 しかし、育った環境や価値観が違うため、同じ能力を持っていても魔法に対する基本的なスタンスが違います。
 
 魔族は魔力=強さ=権力や財の象徴=偉いという図式が成り立つため、魔力が一番高いものが必然的に王になります。
 
 一方、人間の強さは分かりにくく、権力や財の象徴=人望、人脈、コネ、金、王族であることだったりと、数値で表せない複雑な要素ばかり。魔族のように魔力が高い、沢山の魔法が使えるから王になるという図式は成り立ちません。

 能力至上主義ではない世界が人間の世界です。つまり、能力至上主義の魔族は人間の偉さが全くと言っていいほど分からない立場にいることと同義です。
 
 同じものを持ってるのに、世界が違うだけでガラッと変わる感覚、現代社会でもあるあるですよね。学校、職場、あらゆる人間関係でも通じるところがなかなか面白い。
 
 脱線しましたが、エルフの価値観については恋愛感情に乏しく子孫を残しにくいから絶滅してしまうかも、くらいしか語られていなかったので割愛しますが、環境が違うだけでこれほどまで評価の基準が変わります。

 ここで大事なのは自分自身はどうなりたいのかというところだと思うのです。
 
 環境や時代の流れによって、他人からの評価も流動的になります。知識や力のある者が持て囃されることもあれば、疎まれる環境もある。自分の個性が強みになる場面もあれば、全く通用しない場面もある。
 
 評価は人の数ほどあります。残念ながら、万人を満たすような完璧な評価や指標はありません。学校でテストを受けている時、100点満点という明確なゴールがあったでしょうが、社会に出ると分かりやすい指標に出会うこと自体、稀です。
 
 目標に向かって力を積み上げるスキルではなく、自分の力量を把握して応用を効かせる、活かすスキルの方も育てていかないといざという時に弱い。
 
 漫画にもよくありますが、数値目標だけしか評価基準を持たなかった人間は詰みです。でもそれも悪いことじゃなくて、いいきっかけなんです。そこを乗り越えたらまた違う壁があってまた乗り越えて、そういうのをずっと続けていく。何もしないより、ただ生きてるより何倍も頑張ってるし有意義に思います。
 
 受け入れられることもあれば受け入れられないこともある。個人の能力は表裏一体、一長一短です。そんな不確かな指標しか持ち得ない人間がたった1回、良いと言った評価に沿って合わせるように動いていたら果たしてそれは本当の自分なのでしょうか。常に疑問を感じています。
 
 環境や人の物差しに左右されることなく、自分だけの指標や評価基準を持って自分らしさを発揮出来るようにすることが今後の課題ですね。


…というわけでストックしていた日記をアップして私はターンエンドだ!
元気になったら創作しまーす




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