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今年のお盆休暇
2023/08/12 21:31
プラネタリウムと栄養の話。
思いのほか時間取れなかったので更新はまったり緩やかになりそうです。



個人的に私めちゃくちゃ恐竜好きなんですよ(挨拶)
プラネタリウムと抱き合わせになってる恐竜のお話を見てきました。計50分。短い。
 
今明かされる衝撃の真実ゥ〜!というわけでもないんですが、今回は天体+恐竜ネタだったのでオーロラが見える北極エリアの恐竜の話でした。
 
最初からクライマックスレベルにめっちゃわくわくしてプラネタリウム会場に入ったんですがね、最初からすごかったです。
 
何がすごかったかってまず見た目です。
 
草食恐竜どーん!(はい、いつものー)
食われる草食恐竜どーん!(これもいつもの構図ー)
それに群がる肉食恐竜ー!(with羽毛!)
 
どうやら彼らは最新の研究からアップデートされた結果、ち◯かわのモモンガばりにふわふわもふもふのkawaii属性を手に入れていました。生まれた時からずっと毛だるま。子でも大人でも姿形が変わらず、ずっと毛だるま。この既視感何かなって思ったら、DQ5のイエッタでした。
 
それが本当に衝撃でした。ティラノサウルスの手がちょっとちっちゃすぎだよね、とか恐竜から鳥に進化するとかマジなのかな?とか恐竜ネタ全般でツッコミどころめっちゃあるはずなのに、毛が実装されているだけでこいつほんとはゴリラの祖先なんじゃねーのかな?とか思ってしまえるくらい見た目の衝撃度がつよつよでした。
 
そんでもってストーリーも徐々に進んでいって、大人になって成長していく過程が描かれていたのですが、ここでも奴らの毛根には隙がなかった。
 
突如として訪れる約束されし換毛期。あの草食動物、絶許狩り遊び〜♪みたいなことやってるあやつらが換毛期!ぬくぬく冬支度〜♪になるんですよ?字面からしてもう強い。当たり前のように真面目な解説が流れますが、それもシュールさを助長する。同時に私は腹筋が死ぬ。
 
ちなみに、冬になると茶色い毛から白い毛に変わっていました。その上、北極に生息しているという時点でもうこれは約束されしホッキョクグマの系譜じゃん…と一人でツボってしまい、笑いをこらえるのがとてつもなく大変でした。
 
最近の恐竜さんは毛が生え変わるんだドン!雪みたいに白いから保護色になるザウルス!とか心の中の剣山くんが主に解説でうるさくなるやつ。(遊戯王GX懐かしいですね…!)
 
あと生き物が過酷な環境で生きるためには肉食恐竜は草食ってたら生きられへんのや、肉こそ至高…みたいな話でもありましたね。世のヴィーガンの方が見たらオーマイガッとか発狂しそうなんですけど古の恐竜くらいノーカンにしといたってやって思います。
 
ちなみに、自分の体の中で栄養素を作れるシステムがあって、草食ってて平気な種族なら極端なヴィーガンでも問題ないですが、人間は色んな食材から栄養を取らないと命に関わるシステムなので、食事について過激なことはおやめになった方がいいですね。
 
例えば、人間はビタミンCが作れない生き物なのですが、およそキウイを1個食べるだけで1日分のビタミンCをまかなえます。ビタミンCだけ見たら、ゴールドキウイはSSRクラスくらい優秀です。お通じがよろしくないとか、食物繊維が欲しいときは緑がおすすめ。
 
もしそれがお嫌いなら、生活への取り入れやすさを考えると次点でイチゴ、柑橘類、濃縮還元ではないタイプのアセロラジュースかな?昔からビタミンCは疲労回復の要です。赤パプリカも優秀ですけど加熱損失分とか調理の手間や洗い物の煩わしさを考えると、キウイを1日1個食す方が労力が少なくて手軽です。意外にりんごとかブドウとかには入っていないのですが、該当の栄養素が入っていないからといって毛嫌いしないでやってください。彼らにはまた別の役割があるのです。なんでもバランスよく取り入れる、が本当の栄養学です。
 
よく病みがちな人あるあるなんですが、食事がカップ麺、菓子パン、お菓子で済ます、みたいな簡単に消化出来るようなものに偏ってることが非常に多いです。作れない、金銭的に余裕ない、出来ない、体力ない。大体そんな理由なんですけど、そうなってくると、いわゆる血糖値スパイクなんかの血糖の乱降下に体がついていかずに無気力になったりだるかったり、目に見えて具合が悪くなります。
 
次に食事量の圧倒的不足から体を作るもとになるタンパク質が足りず、セロトニンという前向き物質を作れない、元気でない、なんか鬱っぽい、みたいな悪循環にも陥っていることが多いです。(難しいことをあえて言うと、セロトニンの原材料となるトリプトファンはビタミンCと同様、人間の体では作れないのでタンパク質から摂らないとなりません)
 
そういう人は肉・魚・大豆製品を取り入れると非常によきですね。プロテインは場合によっては腎臓を壊したりするので、ハードなトレーニングしていない人は食品からの摂取で充分です(めっちゃ脱線)
 
栄養学の歴史は数十年続いていますが、本当に素晴らしい理論だ!方法だ!立派な根拠もある!となれば、国が激推ししますし、病院などの第一線で実践・活用されてるはずなので、ヴィーガン最高にいいよ!みたいな流れになっているはずですが、それがないということは体を滅ぼしてしまう滅びの呪文みたいなものなんでしょうね。TVは国のお偉方が監修してるわけじゃないので、面白おかしいところばっかり取り上げられてしまうので、情報を鵜呑みにしないことが大切です。(めちゃくちゃ脱線)
 
ヴィーガンに対して、その思想や活動自体はご本人の自由ですし批判や否定はしませんが、お体に負担をかけない程度にして欲しいのと、自分を大事にして欲しいところは譲れませんね。うーん、難しい。
 
というわけで恐竜の話をしていたと思ったら、するっと栄養学講座をしてしまいました。さーせんでした。
 
PS:今日たまたま見た展示でメキシコサラマンダーっていうやつを見ましたが、普通にウーパールーパーのことでした。南米の魔物じゃんとか軽率に思った…。幼体は可愛いけど、でけえとマジで怖えし、白い奴まーじでアン・イシュワルダです。




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