「蓮華?」

「…何だ?」

「まだあの事言えてないの?」

「…多忙な方だからな」

「でも、早く言った方がいいと思う。そんな大切な事なら尚更…ね。」

「…善処するよ」

「蓮華のその言葉はこの場合、当てにならないなあ…」

「…」

「何?」

「いや?出会った頃に比べて貴女は随分と違う印象だと…ただそれだけさ」

「10年近くも経てばそりゃあ変わるわ。」

「日本語の不自然さも薄れるし子を持つ親にもなるわけだ?」

「後半はあなたもでしょ」

「相違ない」

「とにかく、用はそれだけ。じゃ、おやすみなさい。」

「ああ、よい夢を……燈路」




(+10な蓮華&燈路ちゃん)
 ヒバ蓮と山燈路前提のお話。蓮華は雲雀さんにあることを言えずじまい、内容はまだ乙女の秘密(笑)

(乙女の秘密は私も小ネタで使わせてもらいました←ありがとうございました!)

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