※汚い、下品
千歳が買い物から帰ってきた。
ぼろマンションにはエレベーターなんてハイカラなものはなく、狭い暗い階段を一気に登ると、いつの季節だってほんの少しから大量の汗をかく。
冷蔵庫に買ったものを詰め終わった千歳のズボンとパンツのウエストにしがみつくようにして、下半身を剥き出しにした。
「いきなりすんの、やめなっせ。びっくりすったい」
足元に犬座りをして見入っていれば頭に手が伸びてきた。
ぽふぽふ、
いつ見てもご立派なこって。
思わずごくり、と喉が鳴った。
畳に無理やり座らせる。
嗚呼、これじゃ、これこれ、
「やっぱり変態くさかー」
ちんこに鼻を擦り寄せた。
むあり、といやぁな臭い、汗くさい。
汗だくな上半身やらに興味はないけれど、これだけは止められない。
以前丁度、千歳の部屋に遊びにきた白石にもやろうとして、唯一鍵のかかる部屋に放り込まれたコトは記憶に新しい。
なんじゃ、嗅ぐくらいどうってコトもなかろうに。
そのあと、「悪い子にはお仕置きすったいー」なんてめちゃめちゃに犯されたのは、まぁ忘れるコトにする。(死ぬほど苦しかったからこりごり。)
はー、たまらん。
気づくと鼻先がもじゃもじゃに埋まりそうになっていた。危ない。
「もうよかと?」
「おん」
顔洗ってくる、と立とうとすると、何故だか後ろに引っ張られた。
なんだ。
「どげんかしてくれんと?」
ふにゃふにゃだったはずのちんこは、そりゃあご立派にそそり立っていた。
ありゃー。
「自分で処理しんしゃい」
じゃ、と立とうとすると今度は頭をひっつかまれて、目の前にはちんこ。
いやだから、
「別に俺はエッチしたくてやっとる訳じゃなか」
「でも俺ばっかり受け身しとーも、損した気分ばい」
じゃけぇ、やって?
思いっきり口に突っ込まされたそれはさっきよりも臭いが濃くて、臭くて、
「うぇっ、」
「はー、気持ちよか」
吐き気がした。
すいませんでした。