※自慰ネタ、柳生×仁王の続きもの







家族は俺を1人残してみんな旅行に出掛けた。
部活の休みで1日時間がたっぷりある。
1人きりでやるコトなんて決まっていた。



少しだけどきどきしながら買っておいた小さいサイズの全身鏡をスタンドを使って立てた。
余計なものが映ってしまわないように部屋は綺麗に整えた。
どくりどくりと緊張と期待から体中の血が沸騰しているみたい。
それは着実に中心に熱を集めた。

早く、早く。

頭はそれで一杯。
一枚ずつゆっくりと服をずらしていくと鏡の中の俺も同じように服をずらしていく。
全裸になるのは気が引けて、中途半端に肩にかけたり、膝で引っ掻けたりして止めた。

「あ…っ」

肋骨の上に紫色の痣を見つけた。
この間のラブホで柳生がつけたヤツかのぅ。
指でそっと触ると、びくりと体が跳ねた。
半勃ちの己をゆっくりと片手で包み込む。
掌に擦り付けるよつに扱く。
あっという間に真上を向いたそれから手を離す。
向こうの俺も準備万端の様子。
鏡ににじり寄って1つキスをした。



冷たいそれを抱き締めるみたいにしがみつくと、ひやり、とした刺激が乳首と性器を襲う。
向こうの自分とキスを繰り返しながら腰を振る。
足に引っ掻けたままの服のせいで上手く快感が得られないのが苦しくて声を上げながらキスを続ける。
乳首がガラス面と擦れて刺激が生まれた。
気の済むまでキスをした後はひたすら腰を振りながら2本の性器が擦れる光景を見ていた。
腰を痙攣させて白濁を吐いた時、向こうの自分がにやりと笑った気がした。












すみませんでした。


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