※えろ、誰か×仁王前提





高等部の先輩だったか、知らない顔の男が腰を振っていた。
卑猥な音。
他人ごとのように頭の中で思った。
あー、予想よりも気持ちよくない。
長いと噂だったちんこもそれほど感じさせてはくれなかった。
きぅ、と力を入れてやれば最後。
どくどくと男の欲が遡るのを感じた。
…腹下すから嫌なんに。
余韻に浸りたいのかキスしてくるからそれを受け入れた。
ゆるゆると腰を引くと、すんなり抜けてくれるからでかした。
酸素が足りないくらいにキスしてくるその首に肩腕を回して、体を傾けて。
バレないように掻きだした。
止められなくなっちゃって、困ったもんだ。
代わりでよかったはずなのに。
それもなきゃダメになるなんて。
あー大変。


閉めたはずのカーテンの隙間から、大好きな目が見えて思わずぶるりと体を震わして俺はイッた。


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -