※エロ、下品、モロ語
 ひたすら危険



ただ喘いだ。
適格な刺激の癖に、悪態を吐くほどもどかしい。
柳生柳生、もっともっと強く、もっともっと。
譫言のように呟いても柳生は一向にその手つきを変えようとしない。

「仁王くん、ズボンを腰で穿くのは止めたまえ」
「やーじゃっ」

柳生に注意されたのは校門。
いつも通り軽く流した、はずだった。

それがどうだ。
生徒会に連れ込まれたかと思えばいきなりスラックスと下着の上から、布2枚越しでちんこを撫でられた。
そんなんじゃ勃つもんも勃たんぜよ。と余裕をこいていたはずなのに、

「柳生…!もういやじゃ…っ!」

いつの間にか形勢逆転。
余裕なのは柳生の方になっていた。
ちんこはビンビンになって下着とスラックスを押し上げている。
苦しい苦しいんじゃ!
はふはふと呼吸をしながら喘ぐ。
柳生はどうにもこれ以上の刺激をくれない。

「ちんこ…!出させて、くんしゃい…!」

これ以上したら確実にこのまま出してしまう。
そうなったら…。
考えただけで寒気がして、またちんこが固くなった。

「もう腰パンせんって、約束するけぇ…!」
「いいえ、駄目です」

どうせ貴方はまた同じコトを繰り返すのでしょう?
きっぱりと否定されて、またただただちんこを撫でられた。
お前みたいなヤツは紳士なんて呼ばん。
悪態をつきながら、喘ぎながら柳生にそういえば、

「ひっ!」

ぎゅ、と根元から握りつぶされるくらいの圧力。
死ぬ、死ぬ死ぬ!

「や、やめ…っ!止めて…っ」

生理的な涙が出た。
ごめんなさいごめんなさい、
泣きながら懇願した。
ふと柳生の手が離された瞬間、

「んあぁっ!」

スラックスまで穿いたまま、柳生に撫でられただけで俺は欲を吐き出した。
脚だけががくがくと痙攣する。
排出感に酔いながら、
どくどくと、欲が太ももを感覚にまた震え、た。

「…!」

やばい!
嫌な汗が背中を伝った。
下着の替えなんて、ある訳もない。
柳生の目も気にせずに脱げば、

「ど、どうしてくれるんじゃ…」

当たり前のように濃い臭いが立ち込めた。
まだ朝だ。
授業も部活もあるではないか。
ただただ呆然と柳生を見つめる、と

「しっかりとスラックスを穿けばバレませんよ」

さーっと血が引いていくような気がした。
綺麗にしたちんこの真上で、規定通りのウエストで、柳生がベルトをしめる。

紳士なんて嘘っぱちじゃないか。

部活前、ロッカーに入れられていた新品の下着を引っ付かんでトイレに走った。





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