▽蝉しぐれ

この間、藤沢ワールドor太宰ワールドを堪能してくると宣言しましたが、結局、

両方堪能してきたよ\(^O^)/

とりあえず、蝉しぐれとヴィヨンの妻です。
以下感想いきます。

まずはヴィヨンの妻。
大谷の図々しさに脱帽!
むしろ清々しいな、貴様!
奥さんがまああああっ!健気で健気で(うっ)
だけど、やっぱり太宰氏ですね。
ただのドロドロじゃない。
とにかく映像がリアルでした。
障子のボロボロ加減や、商店街の人ごみ。
昭和だなあ、と感じました。
それにしても、太宰氏って昭和時代の人なんだよね…
どうしてか、明治・大正のイメージがある(゜。){?
こだまでしょうか、いいえ、誰でry
でもわたしはどちらかというと人間失格の方が好みかな〜
こっちの方がもちろん分かりやすいんだけど、退廃的なものに惹かれるタチなので(苦笑)

そして、蝉しぐれですが、こちらはド号泣です。
なんたる美しさ!
これぞ日本の美徳!
石田卓也のあの不貞腐れたような、何かを睨んでるような演技にぐっと来ました。
緒形拳の親子対面のシーンはただただ、画面から目を離すことができなくて…
とりあえず、あの坂のシーンは映画史上に残る名シーンだと思うんだ。
またこれも映像が綺麗でねえ…
一度、ロケ地に行ってみたい!
BGMもすごくいいし、特に蝉しぐれの音が要所要所でいい所を突いてきてました。
木村佳乃が綺麗だった〜(´ω`)

と、ここまでは水曜日のお話。
今日はパンドラの匣を見ました(^^)
これまで見た太宰作品の中では世間的に一番評価されていい作品だと、わたしは思います。
あくまでわたしは、ですけど…
これもね!映像がね!
す ば ら し い 。
モダンな台詞と音楽、何より役者さんの演技がよかった!

山々よ 山々よ
愛しき牧場よ
さようなら
(歌詞間違ってるかも…)

という挿入歌があるんですが、これがなぜか印象的です。
印象的といえば、何度も繰り返される
「やっとるか」
「やっとるぞ」
「がんばれよ」
「よーしきた」
という変わった挨拶が独特の雰囲気を醸し出していて、ドツボにはまりました(テヘ)
染谷将太の「やっとるぞ」っていう言い方がずば抜けて好きだ!
こう、最後に向かってイントネーションが高くなっていく感じ。
分かりますかねえ…(´・ω・`)
芥川賞受賞者の川上映未子(漢字違うかも)も素人とは思えなかった。
「ボンボンが何寝ぼけてんねん」
いいなあ!

…と、とりあえず報告は終わりです。
とりあえず、この三作品は全部アタリでした!
嬉しい嬉しい(^^)

今度は何借りようかな。



コメント

*prev | next#


[戻る]

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -