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6

「もう、この子はなんでそんなにかわいいの!初夜までせっかく待とうと思ったのに逃げ出しちゃうからちょっとだけお仕置きするつもりだったけど、そんなかわいい事言う子は許してあげないんだからね!」
「えっ?なに、何言って、、やっ!ああ―――――!!」

言うなりアルベルトは俺のアナルにずっぽしと大きくなったペニスをはめ込んだ。

「きゃあっ、あっ、あっ、やあああ!」
「ゲンっ、ゲン!かわいい、かわいいよ!もっと泣いて!もっと、もっと!」

挿れたと同時にズンズンと激しくピストンを開始する。いいところをめちゃくちゃに嬲られて体がびくびくと跳ね上がる。

「いやっ、あは、あはぁあん!あ、あああああ!」

『もっと泣け』と言われるままに俺は泣き叫んだ。



「や、も…っ、…やめ…、、あはぁ……」

あれからどれくらい時間がたったんだろうか。俺はまだアルベルトに揺さぶられていた。手錠はとっくに外されたんだけど、腕を持ち上げることすらできない。俺の腹はアルベルトの出した白濁でたぽたぽだ。

「ひぐぅ……!!」

すっかり色をなくし、先走りのようになった精液をまた吐き出す。それでもアルベルトは止まらない。

「まだイケるよ、ねっ?」
「ひうあぁあ!」

ズン!と奥深く突き上げられがくんと体が揺れた。

「この…絶倫…」

捨て台詞のように一言発したところで、俺の意識は途絶えた。



「なんじゃこりゃあああああ!」

ふと目が覚めて自分の姿を見て思わず叫んでしまった。そりゃふつう叫ぶだろう。

「な、なんでウエディングドレス…!?」

そう。俺は真っ白なウエディングドレスに身を包まれていた。呆然と辺りを見渡す。見たことのない部屋。アルベルトの家じゃない?一体どこなんだ!?

「あ、目が覚めたかい?」

混乱していると部屋の扉が開いてアルベルトが現れた。髪をきちんとセットして、タキシードを着ている。あまりにもかっこよくて、思わず見とれてしまった。

「さあ、行こうか。」

アルベルトは呆然としている俺をふわりと抱き上げ、部屋から連れ出した。

「ちょっ、ちょっとまて!どこに連れてくんだ!ここはどこだ!な、なんで俺はこんなカッコを…」

混乱する俺を抱いてアルベルトが中庭らしきところに出ると、神父様がいた。…なんでですか。

「なんでそんなカッコしてるかって?それはもちろん、結婚式だからさ!」

にこりと笑うアルベルトが、神父様の前で俺を下ろした。

「結婚…だれとだれが…」
「俺とゲン」
「なんで」
「なんでも♪」

えへ☆と笑顔で前を向き、神父様に進行を促す。待て待て待ちやがれ!

「お、お前、結婚するんじゃないのかよ!」
「え?するよ?ゲンと。そのために色々準備してたんだもんね。注文してたドレスができたって聞いて早くゲンに着せたくてしょうがなかった。よく似合ってるよ」

つまり、なんだ。あの時の電話は、このドレスのことであって。あの時の言葉は、全部俺に向けてってこと…?

勘違いに気付き真っ赤になる俺の頬にアルベルトが軽く口づける。

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