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絶頂の余韻に息を乱しぐたりとする翔也のズボンを素早く取り去る。ボクサーパンツの前は大きなシミができ、張り付いてまだ緩やかに勃ちあがるペニスの形がくっきりと浮き上がっていた。
慶一はその卑猥な光景にごくりとのどを鳴らし、ゆっくりとパンツに顔を近づけて鼻と口を翔也の股間に埋めた。
「ひ、やあ…!」
すう、はあと熱い息を布越しにかけられ、背中をのけぞらせる。
慶一はそのまま濡れたパンツの上から翔也のペニスをはむはむと口に含んだ。
「いやっ、いや!あ、ああ…!やめ、やめて…!」
翔也が慶一の頭を引き剥がそうとするも、力が入らずただ慶一の髪をくしゃりと緩く指に絡ませるだけになってしまう。翔也は与えられる快感にいやいやと首を振った。
慶一はペニスを布越しに愛撫したままパンツをずらし、指を一本翔也のアナルに差し入れた。
「ひぐぅ…!」
急に訪れた胎内の違和感に、翔也はのどを反らす。慶一は中の具合を確かめるかのように入れた指をぬぐぬぐと動かした。
「は、…ぅあ、あ…っ、あっ、あっ、あっ!…っひ、いや、あ…!」
中を蹂躙する指はいつのまにやら三本にも増えていた。バラバラに動かし、奥を突き、内壁をひっかく。同時にペニスをパンツ越しにねっとりと舐め、亀頭を甘噛みし、玉に吸い付く。
慶一の愛撫に翔也は腰を揺らし、体を震わせ涙を流して喘いだ。
やがて、ちゅぽ、と指が引き抜かれ、ずらされたパンツの裾から慶一のペニスが翔也のアナルにあてがわれる。
「…翔也、好きだよ。」
「あ、…待っ、―――――〜…ひ、いあああ!」
一言つぶやくと同時に、ぬぷりとペニスをアナルに埋めた。翔也がその衝撃にのどを大きくそらして叫ぶ。息つく間もなく、慶一は翔也を突き上げ始めた。
「や、やっ、あ、あんん、…っひぃんっ、あああ!」
一突きごとに、ぴんと張られた翔也の脚がびくびくと跳ねる。慶一は翔也の感じるポイントのみを執拗に抉る。前立腺をがんがんと攻められ、翔也は泣き叫んだ。
「ひ、っくうぅ、…いや、いやあ…!ん、あ、あ、あん、も、やめ…!やめ、てえ…!ひっく、…こ、われ、ちゃう…!あっ、おし、り、こわれっ…!」
がくがくと体を震わせ、力なく自分にしがみつき泣きながら喘ぐ翔也のペニスを布ごと掴みごしごしと扱いてやる。
「や―――――!!」
がく、がくがくがくがく。
同時に与えられた強烈な快感に翔也はまた絶頂を迎えた。
「や、やめ…っ、――――――…、も、やあ…!!」
絶頂を迎えたにもかかわらず、慶一はその手を休めることなく動かし続け、翔也をさらに突き上げた。絶頂の最中にさらに追い詰められ、翔也ははくはくと呼吸をしながら涙を流す。
「翔也っ、翔也…!愛してる…!」
「あ、…っ――――――ァ……!!」
慶一が中で果てると同時に、翔也もまた白濁を吐き出した。
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