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「ひ、いや、あう…」
生理的な涙が目に浮かび、口からはひっきりなしに嬌声があがる。草壁ちゃんはぺろりと自分の唇をひと舐めし、俺の乳首にローターをテープで固定した。そしてまたローターを取り出し、今度は俺のペニスを掴みその先端に押し当てた。
「いやあ、いやぁああああ!!」
びゅく、びゅくびゅくっ!
その刺激に、一気に快感が加速し白濁を吐き出す。
「ひ、やああ、イってる、やめ…!ひいい!!」
イっているにもかかわらず、草壁ちゃんはローターを離すことはなく。俺は首を激しく振りぼろぼろと涙をこぼし、びくんびくんと痙攣が止まらない。
「気持ちいい?ね、昨日の奴にはどんな風にされたの?ここもいじめてもらった?」
ローターを亀頭に当てたまま、もう片方の手を後ろに回しつぷりと指を埋めてきた。俺はその指をきゅうきゅうと締め付ける。
「あは、すごい締め付け。やった割に狭いよね。ここはどれくらい入れてもらったのかなあ」
そう言うと指をもう一本増やし、ぬぐぬぐと中を蹂躙する。
「ひ…、ひ…!」
一度に与えられる快感に、俺はがくがくと体を揺らし荒い息を吐き出す。執拗にほぐされ、俺のアナルはぐずぐずに溶けていた。草壁ちゃんが散々嬲ったアナルから指を引き抜き、ぴたりと俺のアナルに自身を当てた。
「ひう…、くさ、かべ、ちゃ…」
両乳首に固定されたローターはいまだ俺の乳首で振動を続けている。亀頭に当てられていたローターは、カリの所で固定されてしまった。涙と涎でぐしゃぐしゃの顔で、草壁ちゃんを見上げる。
「…挿れるね。」
言うなり、俺のアナルにズン!と楔が打ち込まれた。
「…っ、ひあああああ!」
その衝撃に弓なりに体をそらし、目を見開いた。熱い。大きい。……いた、い。
「ひ…っ、く、さか、べ…?」
途端、俺につけられていた全てのローターの動きが止まった。
…ぽたり
頬に、雫がかかる。
涙でかすんだ目で見上げると、草壁ちゃんが涙を流していた。
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