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55555ヒットの方のリクエストで『ふたりの番外編』です

久しぶりにふたりが読みたいと仰ってリクエストくださいました、ありがとうございます(*´д`*)

頑張ります!
ではどうぞ♪

―――――――――――

「案内係?」
「うん、そう。今度新しい留学生をホームステイさせるらしいんだけど、ちょうどその子が来る日母さんたち予定が入っちゃったらしくて」
「ふーん…」


ちょっとむっとした顔をしたあと、一夜は隣に座ってる俺に抱きつき頭をぐりぐりと胸元に押し付けた。

「なに?」
「…和ちん、そいつに惚れないでよ。あと、あんま仲良くしないで。」

焼き餅を隠そうともせず俺の胸元に顔を押し付けながらそう言う一夜に、顔が綻んだ。

「バカだな、俺が惚れてるのは一夜だって言ってるだろ?それに仲良くって、1日だけだしそれ以降会うことないから」

ぽんぽんと頭を撫でると一夜はへにゃりと笑った後、俺の首に吸い付いた。

「ん…、ちょっ…」
「えへ、マーキング。」

キスマークつけやがったな、この野郎。真っ赤になって一夜を睨む。
そんな俺に、一夜はゆっくりと覆い被さってきた。

「…体にも、マーキングしていい?」
「ばかやろ…」

返事の代わりに悪態をついて、俺は一夜の首に腕を回した。

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