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おまけ

「そういえばさ、どうして真也は俺に告白してきたの?俺たち話したことなかったよね?」

「うん、でも俺、一年の時からお前のこと知ってたんだ。一年のとき、中庭に行ったらお前がいて。すごく思い詰めた顔してたから声掛けづらくてじっと影から見てたら、お前、瞬きもせずに拳を握りしめたままずっと立ってた。それが、涙を出さずに泣いてるように見えて…すごく守ってやりたくなったんだ」


多分、新に初めての彼氏を取られた時だ…涙なんか少しもでなかったのに、真也にはそう見えてたんだ…


「…ありがと、真也…。好きになってくれて嬉しい…」

「いや、こちらこそ。…告白に一年もかかるヘタレでごめんな。」


僕はたまらず、真也に抱きついてキスをした。




おまけ・end

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