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9

「お前、もう抗争に参加するの禁止な。普通の喧嘩もだめ。」
「な、なんで!?」


暴れるの好きなのに!別に相手を再起不能にとか武器使ったりとかしないよ、ただやり合うのが楽しいのに!


「お前が喧嘩好きなの知ってたから今まである程度目をつぶって我慢してたけどもう限界。かわいいお前が怪我するとか耐えらんない。チームを抜けろとは言わないから、まじで喧嘩はやめて。今回みたいなことがまたあって、間に合わなかったらどうするんだ?」
「うっ…、で、でも、でも…
…あっ!」

急に胸に温かいものを感じてびっくりして声を出す。下を見ると、なかなかうんと言わない俺の胸をだぁりんが服の上から両手で掴んでた。そのままゆっくりと揉んでくる。

「あんな奴にまたこんなことされたらどうする?いやだろ?」
「や、や…。だぁりん、やだぁ…」

手の動きがすごくやらしくて、恥ずかしくてくすぐったくて変な感じがする。
だぁりんは手を止めて、俺にキスをした。

「かわいい、ひい…。わかったよな?もう喧嘩しない?」
「でも、でも…」

まだ言い渋る俺に、だぁりんが顔中にキスを落とす。

「ひい、頼むよ…。お前が大事なんだ。お前に何かあったら生きていけない。俺の大事なひい、かわいいひい。お願いだからうんと言って…。」
「わ…かった、わかったから、も、やめて…!もうしない、喧嘩しないよう。ゆー、わかったからあ!」


そんな甘い言葉を連発されながらキスされまくったら、俺とけちゃう!きゅんきゅんしすぎて死んじゃうよ!


真っ赤になって抱きつく俺に満足げににっこり笑って今度は口づけを落とす。


ああ、俺、だぁりんの愛にとかされそうです。

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