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「あ…、せんぱ…?な、で…っ、」
急に快感が途絶え、ゆるゆるともどかしそうに腰を揺らしながら困惑した目を俺に向ける。
「紫音ちゃん、今なんて?おとうさんより、って、そう言った?」
「あ、う、うん…。」
どういうことだ。元々ちょくちょく聞く紫音ちゃんのお父さんの話は、確かに息子溺愛すぎるほどの溺愛な感じだったけど。まさか、ただの親子愛じゃなかったのか…!?いくとこまでいっちゃったのか!?
「どういうことかな…?教えてくれない?」
「あのね、中学三年生の時に、ね。俺、なんだかお腹の下の方がむずむずしちゃって…。おちんちんが、固くなって治らなくなっちゃったの。すごく怖くて、どうしていいかわかんなくて、お父さんのお部屋に行って聞いたら、『男の子はみんなそうなるんだよ』って教えてくれたの。それでね、治し方を、こうやってやるんだよって教えてくれて…。お、お父さんにしてもらったのはその初めの一回だけなんだけど、初めてだったからすごく気持ちよかったの。」
オヤジ、コロス。
「ひあ!」
紫音ちゃんの話を聞き終えた俺は、また紫音ちゃんのちんこへの愛撫を再開した。今度は、さっきよりも強く、早く。
「や、ああ、ああっ、せんぱ、やだ、やだあぁ!」
快感がきつすぎるのだろう。突如激しく快感を与えられ、さっきよりも体を逸らして悲鳴のような喘ぎ声を上げる。それでも、俺は責める手を休めない。むしろもっともっと感じさせてやろうと、両手で余すとこなく紫音ちゃんのちんこを苛め抜く。
「あーっ、あーっ…!」
紫音ちゃんの鍛えられた腹筋と、引き締まった太ももがびくんびくんと痙攣をする。
仕方ない事なんだとは思う。自己処理の仕方を教えるためにしたことなんだとはわかっていても、紫音ちゃんの初射精を促したのが紫音ちゃんでも俺でもない、別の人間なんだと言うその事実にひどくやきもちを妬いてしまった。くやしい。悔しくてたまらない。この、エロいちんこに初めて触れたのが俺じゃないだなんて…!
「紫音ちゃん、もうだめだよ。俺以外、例えお父さんでも紫音ちゃんのかわいいちんこ、見せても触らせてもダメ。わかった?約束できる?」
「ひぅ、あん、あ…っ、する、…っ、やくそく、するぅ…!も、せんぱい、だけ…!おちんち、はるみせんぱいにだけえ…!あっ!あっ!あ!」
何てエロいセリフを吐くの、この子ってば!
俺は我慢できずにラストスパートとばかりに自分のモノと紫音ちゃんのモノを強く握り激しく扱きあげ、紫音ちゃんの亀頭をさらに激しく擦った。
「や、だめ、だめ、おちんちん熱い、やんんっ、せんぱ、おかしくなる、おかしいよぅ…!あ、あ、あ」
真っ赤な顔でキツイ快感に涙を流し、半開きのまま喘ぐ口から涎を垂らす。エロい。半端なくエロい顔だ。
ぐり、と尿道口に指先を突き入れるくらいに抉ってやると、
「あ、あああああ!」
「く…っ!」
びくん、びくんと体を大きく跳ねさせて、紫音ちゃんが俺と同時に絶頂に達した。
どくどくと溢れ出す白濁を全て絞り出すようにゆるゆると上下に扱く。紫音ちゃんは小さな声で喘ぎを繰り返し、やがて全てを出し終えるとくたりとベッドに力なく沈んだ。
「…紫音ちゃん」
「ん…」
少し荒い息のままに、ゆっくりと紫音ちゃんを抱きしめてキスをする。
「待っててね。タオルを濡らしてくるからね。」
「え…、先輩…?」
ベッドから降りようとする俺を不思議そうな顔で見つめる。紫音ちゃんの言いたいことはわかる。セックスはこれで終わりではない。なのに、自分から離れる俺になぜ続きをしないのかと困惑しているんだろう。
濡らしたタオルを持って戻ってきた俺は、紫音ちゃんの汚れた下半身を綺麗に拭いてやる。そして、新しい下着を履かせてやると紫音ちゃんの隣に潜り込んで抱きしめてやった。
「…せんぱい…?」
「今日は、もうおしまい。最後までしないよ。あのね、紫音ちゃん。確かに俺、ほんとは紫音ちゃんと早く一つになりたい。でもね、無理はさせたくないんだ。男同士でもセックスはできるけどね、紫音ちゃんが俺を全部受け入れることはまだ難しいと思うんだよ。だって、紫音ちゃん、さすがにお尻の穴は初めてでしょ?」
俺の言葉に目を見開いて真っ赤になる紫音ちゃんに、軽く口づける。
「だからね、少しづつ。少しづつ、俺の全部を受け入れられるように練習していこうね。俺と、一緒に。」
「…先輩と、一緒に…?」
「うん。」
そう言うとひどく安心したかのように微笑んでこくりと頷く。それに俺はにこりと微笑み返してそのおでこに口づける。
「疲れたでしょ?ゆっくりお休み。抱きしめててあげるから。」
紫音ちゃんはその顔に柔らかな微笑みを浮かべ、俺にしがみついたまま眠りについた。
目を閉じる紫音ちゃんを見つめ、俺はひどく満たされた気持ちになる。真っ白なこの子を自分のものにしていくだなんて考えるだけでぞくぞくする。かわいい、かわいい俺だけの紫音ちゃん。
何も知らない、かわいい子ネコちゃん。俺が、これから俺色に染めてあげる。
眠る紫音ちゃんの口にそっと口づけを落とし、目を閉じた。
end
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