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「色んなこと…？」
「…うん。あんなことがあってすぐでほんとにごめん。でもね、紫音ちゃん。俺さ、ほんと情けない男でさ…。紫音ちゃんが好きで好きで。好きすぎて、触りたくなるんだよ。」
「…いま、触ってるよ…？」
不思議そうに俺を見上げる紫音ちゃん。ああもう、お手上げだ！俺、参謀長のはずなのに！なんでこんなことくらい上手く伝えらんないんだろう！
俺の言葉を待つ紫音ちゃんの頬に手を添える。言葉より、行動で示した方が話は早いかもしれない。
なんて口実に、上を向かせて顔を近付ける。
「…ごめん、紫音ちゃん。嫌なら殴って逃げて。」
「…！」
言うと同時に、その愛らしくてたまらない唇を塞いでやる。ふれた瞬間に、紫音ちゃんが驚いてびくりと体をはねさせた。
「ん、んぅ…！」
そのまま、舌をぬるりと紫音ちゃんの口内に差し入れると、紫音ちゃんが弱々しく俺の胸を押した。本気でいやがってんのかどうかわかんない。なんて自分勝手な言い訳をして紫音ちゃんの舌を吸い、絡ませ、歯列をなぞる。
甘い。なんて甘い口づけなんだろうか。紫音ちゃんの舌が俺の舌をなぞるたび、背中から脳天にかけてびりびりと電流が走るように快感が突き抜ける。
「ふ…っ、んぅ、ぁふ…、ﾝ､」
俺の胸に置いていた手が、ぎゅうと俺の服を掴む。
「せ…ぱ、んﾝ、…っ、くる、し…」
夢中になって口づけていたら、途切れ途切れに訴えられようやく理性を取り戻す。名残惜しく、ちゅ、と軽く口づけてから顔を離すと紫音ちゃんは顔を真っ赤にして涙を浮かべ、はあはあと息を乱していた。
「…ごめん。紫音ちゃん。つい、夢中になっちゃって…。」
「せん、ぱい…」
顔を赤く上気させて、トロンとした目でじっと俺を見つめる。ああ、このまま喰ってしまいたい。
「ね、俺…、こういう事がしたいんだ。それだけじゃない。もっと、もっとエッチな事が紫音ちゃんにしたいんだ。だから…「俺も…」…え？」
言葉を遮り聞こえた声に、今度はぱちくりと俺が驚いて目を見開く。
聞き間違いかな。俺も、って言った？
「さっきの、気持ちよかった。俺も、先輩好きだから。だから、もっとしたい。…え、えっちな事って、あれだよね。固くなったおちんちんを「わ――――――!!!」」
いま、今この子、『おちんちん』って言ったああああ!!!!!
「し、紫音ちゃん！なんでそんなこと知ってるの！」
めっ、と半ば怒ったような顔で言うと、紫音ちゃんはしゅんと眉を下げた。
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