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ネタメモ11
2014/04/01 09:07

美形×平凡。

美形は超金持ちの次男坊。マイペースでのほほんとして、お金に困ったことがないので金銭感覚がゆるく、平凡に結構高価なプレゼントをしたりする。そのたびに怒ってる平凡だが、美形は平凡が好きで好きで物で縛り付けようとしたりする。

美形は平凡がバイトしたりするとすぐわざとクビになるように仕向ける。

『自分で稼ぐ』と言う平凡に対して、『お嫁にくればいいじゃん、養うから!』と譲らない美形。
五個目のバイトを首になったとき、『次に邪魔をしたら別れる』と宣言する。
それでも平凡がほかの男に言い寄られたり仲良くしたりするのが我慢できない美形は、『別れるというのもただの脅しだろう』とまたまたバイトの邪魔をしにいって、平凡を首にしてしまう。

へらへら笑いながらいつものように『だってずっとそばにいて欲しい』と言う美形。今まで平凡は怒っても結局許してくれていたので今回もどうせ口だけだと高をくくっていた。だけど、今回に限り平凡は『別れる』を否定しなかった。

あげくに、

『お前のことは財布だとしか思ってない』
『飽きた』

などなど、美形をひどく傷つける言葉をなげつけて美形の前から去ってしまう。

それから美形はひどく荒れる。平凡に対する愛情が深かった分憎み、平凡に対してひどく冷たく当たるようになる。


美形は人気者だったから、それを手ひどく振ったことを吹聴して周りから平凡がハブられたりいじめられたりするようになる。

それをざまあみろ、と思いながらもひどく傷つく美形。


だが実は、平凡は美形の兄に美形の知らないところで散々嫌みを言われことあるごとに別れるように言われていた。
『どうせ金目当てだろう』
とどれだけ違うと言っても信じない兄は、平凡にある一つの賭けを持ちかけた。それは、平凡がバイトをして50万貯めること。それができたなら様子を見てやる、と言った。だが、それは美形にことごとく邪魔をされていつも続かない。6つ目のバイトを首になった時、約束の期限が切れてしまった。まさか自分の弟が邪魔をして平凡がバイトできない様にしているなどとつゆほども思わない兄は、期限内に金を貯めるどころかことごとく仕事を首になる平凡をそれ見たことかと嘲笑った。そして約束通り平凡から美形を諦めさせるようにひどく振れ、と命令して、平凡はその通りにしたのだった。

それを美形が知るのはたまたま実家に帰った時。



…さあ、どうやって元さやにするかなあ。






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