>ロウさん

すこしでもお役にたてましたら、光栄です…!電波の関係も、ありますからね〜わたしのパソ子ちゃんもしょっちゅうひねくれて言うことを聞いてくれない困ったちゃんです。

そうなんです、森見さんがすきなんです!お祭りって、いつもの景色も一風変わって見えて、異世界とつながっていそうな気がしてしまうんですよね。「宵山万華鏡」はそんな不可思議な祭りの世界にどんどん迷い込むような雰囲気で、すきです。「きつねのはなし」は不気味な空気がまとわりついてきて、はじめて森見さんの本でぞっと背筋を凍らせた思い出があります。かなり、おすすめです!
「しゃばけ」、実際に本を読んだことはないのですが、ドラマをちらりと、見たことがあります。若だんなは病弱な青年でふにゃふにゃと笑っていたのが特徴的でしたね。それをとりかこむ妖怪たちの井戸端会議のようなようすも、たいへんかわいかった!
恒川光太郎さん、はじめて聞きました。検索して、ネタバレも気にせずに楽しめるたちなので、レビューにも目を通してみましたが、たいへん好評なようで、わたしも読みたくなりました!今読んでいるのが終わったら、図書館で「夜市」を借りてこようと思います!
わたしからも、ひとつおすすめしたい作品があるのですが…よろしいでしょうか。谷崎潤一郎さんという作家さんの、「フェティシズム小説集」というものです。変わった性癖が集まったもので、足フェチの男の話や、他人を憎むことで快楽を得る男の話などの短編が集まったものであります。個人的には、かなり、おもしろいです。こういう性癖もあるのか〜と思いながら見るのもたのしい。この作家さんの「犯罪小説集」のほうには、ネクロフィリアのようなはなしもあるので、おすすめさせていただきます。

暗い洞窟のなかにはぼんやりと燃える松明の光だけで、雪と土のにおいとほのかに香るおんなのこのにおいを肺いっぱいに吸い込んだ大佐が弱々しく、しかし満足げにため息を吐き出せばいいですね…!ううう、部下ちゃんたちもかわいすぎるんじゃ〜。ひっそりとだれもいないのを確認した部下ちゃんが、「ほんとは、おれ、あんたのこと、食っちまいたいくらい慕ってたんだぞ」ってつぶやきながら噛み付こうとして、でもこの人は大佐のものなんだって思うとできなくて、苦虫を噛み潰したような煮え切らない表情で、誰に言うでもなく「くそ、」って握りこぶしをつくって力をぎゅうと込めるけれど、いたくないんだ。そんな部下ちゃんいとおしい。


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