番外編 | ナノ


もしもブランチさんとの子どもが出来たら


「だぁうー」
「なんなんですかねこれ。何でこんなに可愛いんですかね(ほっぺプニプニ)」
「そらお前あれやんけワシとワレの子やねんから可愛いに決まっとるやろアホか(頭わしゃわしゃ)」
「赤い肌はブランチさん譲りですねえ
(ほっぺツンツン)」
「この2本角はおに譲りやのう(角にぎにぎ)」
「ぷうっ」
「きっと料理の才能も受け継がれてるでしょうね」
「天狗の城の赤鬼か…めっちゃイカしてるやんけ大人気間違いなしやな!」
「女の子にもモッテモテでしょうね」
「アホぅ、女どころかお前みたいに男にまでモテそうで怖いわ」
「俺はそこまでモテた覚えないですけど」
「鈍感アピールも大概にせえよ自分」
「(なんだそのアピール)いや、まあでも、俺が好きなのはブランチさんだけですから」
「知っとるわボケ」
「照れ隠しでボケとかアホとかやめてください」
「愛情表現やんけ」
「ただの悪口じゃないですか」
「だっ!うっ!」
「ほらこの子も怒ってますよ」
「なにいっちょまえに怒っとんねん可愛いのうこらぁ(頭ぐりぐり)」
「ママのこと大好きだもんね〜(ぎゅうっ)」
「あうあう〜」
「……えっ、なにそれそんなんどこで覚えてんワレ」
「え?ここは一応俺が母親ポジなんじゃないんですか?」
「そこちゃうわボケェ!だもんね〜からのぎゅーとか反則やろアホか!!」
「ぐえっ」


(二人まとめてぎゅーした模様)








ちなココさんの場合


「あ、お帰りなさいココさ「ただいまおにくうううううううううん!!!」ぐっは」
「寂しかった?ねえ寂しかった?僕はすっごく寂しかったよはやく会いたかったよただいまおにくん!」
「あっ!ちょっととうさん!かあさんからはなれてよ!」
「痛い痛い痛い痛い離してくださいココさんしばきますよ」
「ニコ、離れての前に他に言うことがあるだろう?」
「ほかにいうことなんてないよとうさんいますぐボクのかあさんからはなれて(ばちばち)」
「こらニコ、お父さんに向かって電気出さない。めっ」
「(きゅんっ)ごめんなさいかあさん…」
「謝る相手間違えてるし誰がお前の母さんだ!おにくんは!僕の!お嫁さんなの!」
「大声でそんな恥ずかしいこと言わないでください」
「そうだよとうさんべつにかあさんはとうさんだけのものじゃないしどちらかといえばかあさんはボクのほうがすきだし。ね?かあさん(ぎゅっ)」
「なっ、いい加減にしろニコ!母さんと父さんはお前が生まれるずっとずっとずっとずっと前から愛し合ってるんだつまり第三者が割り込める隙なんてないそうだよねおにくん!(ぎゅっ)」
「そんなのどうせとうさんのいっぽうてきなあいじょうのおしつけでしかなかったんでしょ!かあさんにさわらないで!」
「そんなわけないだろもしそうだったらお前はこの世に存在すらしてないんだぞ!そっちこそ早く離れろニコ!」
(今日の晩ご飯は何にしようかな…)












余談:おに+ココということでニコくん。髪型と角と体質は夢主寄りで顔は完全にココ寄り。ブランチさんとこは家族三人デレッデレに仲良し。ココさんとこは自我が芽生えた頃くらいからもれなくお母さん争奪戦勃発。


140406