連載短編 | ナノ


▼ 50000打アンケート結果!

(50000打アンケートの項目であるキャラ・夢主の各1位を呼びました)





「「1位お前かよ!!」」

ノーマル「ふざけんなよよりにもよってお前かよふざけんなよ嘘だろなんの冗談だよ偽情報じゃねえの騙されてんじゃねえのお前!」

無口北「ハッ!そりゃそっくりそのまま返してやんよオメーが1位とか黒田の組織票だとしか考えられねえぜどうせ反則だろコラァ!」

ノ「バカじゃねえのそんなくだらねえ真似しなくても俺がぶっちぎりで1位なことくらいこのアンケート始める前から分かりきってたことなんだよ分かったらちゃんとした1位つれてこいブス!」

無「っ、誰がブスだテメ」
月光北「ちゃんとした1位ってなァ俺のことだよなァ?」

ノ「は?」

結果北「俺も1位だっつわれて来たんだけどォ…あれ…1位あいつじゃねえの…?」

無「…おいおい嘘だろ…こっちの1位三人もいたのかヨ…!」

月「へえ?俺が三人?すげーなァ、あいつが1位だったらもっと面白かったんだけどな」

ノ「最っ悪…よりにもよってブス×3が相手とかあいつマジで何やってんだボケ黒田…帰ったら100回殺す」

結(よくわかんねえけど、結果オーライってやつかァ?これでもしあいつが1位になってたら俺よりも他の“荒北靖友”の方にいってたかもしれねえし…くそ、腹立つことにどいつもこいつも俺よりしっかりしてそうだし…!)

無「…それで、これ、どうすんだヨ。このままグダグダしてるってわけじゃねえんだろ?せっかく1位が揃ってるってのに。まあ一部納得できねえとこあるけど」

ノ「同じく。けどまあ、なんか一つのお題についてそれぞれ語ってくれみたいなこと言われたぜ。ほれ」

結「手紙…?」

ノ「この中にそのお題が入ってるんだってよ。じゃあ開けますよー……」


お題『それぞれのお相手へ愛の告白』


ノ「…………用事思い出しt」
無「ざっけんなヨ逃げんなボケナス!」

月「ふーん、こんな簡単なお題でいいのかヨ」

結「かっ、簡単だァ!?はあ!?おま、ほ、本気で言ってんのォ!?なんでこんな初めましての野郎ばっかの場所でそんなこと言わなきゃいけねえんだよふざけんな!」

ノ「おお、顔真っ赤な荒北とかレアすぎてキモい」

結「ああ!?」

無「みょうじの野郎はあとでぶちのめすとして…けど俺も嫌だぜ、まだ、ち、ちゃんとした告白もしてねえのに…!」

月「ハッ、なんだァ?オメーら本当に俺なのか信じらんねえレベルでヘタレチャンなんじゃナァイ?」

結「ヘタレ言うなバァカ!!お、お、俺だってなあ!!言おうと思えば言えんだよバァカ!!このバァカ!!」

ノ「小学生かよ」

無「好き放題言いやがって…!じゃあ、そういうお前は言えんのかよ、あ、愛の、告白、とかさァ…!」

月「むしろ言えねえ意味がわかんねえし……愛してるぜ、もう俺がいないと生きていけないようにしてやりたいくらいにはなァ。それはオメーもよーくわかってると思うからさァ、こうやって優しく言ってやってるうちに、はやく俺んとこ来いヨ、待ってるから」

無・結(コイツマジで言いやがった…!!)

ノ「ちょ、え、普通に怖いんですけど…しかもなんか黒田とおんなじ臭いがする…やだなにそれこわい…めっちゃ決め顔だし…こわいこの人こわいやばい…」

月「つーか逆にさァ、恥ずかしい恥ずかしいっつって言えねえってことは所詮その程度の気持ちってことなんだろ?」

無「あ?」

結「っ、そんなことねえ!俺だってなァ!せっ、せ、せ、」

ノ「やめとけよ無理なんだろお前半泣きじゃんお前」

結「せ、かい、で、一番、あ、愛してる…!!」

ノ・月「おおおおお〜!」

無「マジかよどいつもこいつも…チッ、しゃーねえ、ここにいないだけまだマシかァ…」

ノ「えっ、嘘でしょお前も言っちゃうの?う、嘘でしょ、つか言わなくていいってお前までこんなわけわからんことに参加しだしたら俺まで言わざるを得なくなるんだけど!落ち着け荒北!俺の知ってるお前はちゃんと本人の前でバシッと決める男だ!こんなところで安売りするようなやつじゃなかったはずだ!考え直せ荒北!俺のために!」

結「本音ダダ漏れじゃねえか!」

無「っせェ!あとでオメーにもちゃあんと言わせてやっからなみょうじ!」

ノ「ふざけんなそんなもらい事故なんか絶対」
無「お、俺もあいつのことが好きだ。今までそうだったように、これからもずっとずっと俺が守ってやる。いつか必ず全部直で言ってやっからな、か、覚悟しとけよバァカ!」

月「なんだよ言えんじゃねえか」

結「もうこんなこと二度としねえ…!」

無「…さあ…俺らは終わったぜ…あとはオメーだけだなァみょうじ…」

ノ「くっ、終わった途端スッキリした顔しやがって…!」

月「あんだけ威張り散らしてたんだ、告白ぐらい出来なきゃおかしいよなァ?」

結「人のこと散々ブスブス言うほど自分に自信があるってことはよっぽど熱烈な告白が出来るってことだよなァ?」

無「大トリだぜ。さっさとあいつに言ってやれヨ、今日一番の告白」

ノ「うーわなんなのここにきて素晴らしいチームワーク…さすがブス北トリオ…」

月「はいじゃあみょうじくんの愛の告白まで五秒前ー」

ノ「はあ!?」

結「よーん、さーん、にーい、いーち」

ノ「いやよく考えろよお前ら俺なんかの告白とか誰得だよ唯一得するやつこの場にいねえしなんの利益もねえじゃん!時間の無駄じゃん!」

無「はいじゃあお願いしまーす」

ノ「っ、だから…ぐっ…………………き……嫌いではない…」

結「ハア?」

月「聞こえねえ上にどこのテンプレツンデレだそりゃ」

ノ「聞こえてんじゃねえかぶん殴るぞボケ!!だから、嫌いではないっつってんだよ!!マジで!!これが!!限界だから!!俺の中にそれ以上の感情ないから!!」

無「なに言ってんだヨなんだかんだで好きなくせに」

ノ「やめろお前それ以上言ったらもっとブサイクにすんぞボケコラブス北ァ!!」

無「顔赤ェから今日のお前全然怖くねえぞ」

ノ「殺す」







(おまけ)
(実はみんなが裏で見てたら)



●ノーマル黒田の場合

「んっ、んんん、んんんっんんん……!!(可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いああもうほんっと可愛い無理死ぬ可愛すぎて死ぬあと荒北さんしばく)」

声にならない叫びを上げながら転げ回る


●無口くんの場合

(荒北くん、好きな人いたんだ…!)

おおおお…と目をキラキラさせてビックリする


●月光黒田兄弟の場合

「バカだよなぁ荒北さん。お前が俺から離れるわけないのに」
「そう信じて疑わないお前も同じくらいバカだろ」

ここぞとばかりに独り占めしようとするユキちゃんとそれを無視しつつ冷めた目で荒北くんのこと見てる兄主


●後輩くんの場合

「荒北先輩…成長、しましたね…っ」

告白内容以前に告白出来たこと自体に感動して泣いてる




(さらにおまけ)


「残念だったなあ、やすももうちょっとで1位だったのに」
「いいよ俺はァ。なまえチャンも1位じゃなかったし、終わりよければすべてよしってやつだヨ」
「そういうもんか……でも、俺の中の1位はぶっちぎりでやすだからな!」
「…バァカ。俺ん中の1位もぶっちぎりでなまえチャンだっつーのォ。言わせんな」
「いえーい!」









(たくさんのご投票、ありがとうございました!!)


160609

prev / next