よそでやれ | ナノ


葦木場くんと勝負?  



(アンケネタ)






「葦木場くん!」
「あ、みょうじさんだ」
「何も言わずに俺と勝負してくれ!」
「え」
「ピザって10回言って!」
「え、え、やだなーみょうじさん、そんなネタ俺だって知ってますよ?」
「いいから早く早く」
「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ!」
「じゃあこれは!?(肘チラッ)」
「みょうじさんです!」
「お、おおう、そうきたか…じゃあ、」

「じゃあじゃないですよツッコミ所多すぎるんですけど!?まず葦木場!お前指使ってるくせになんで10回以上言ってんだよなんで気付かねえんだよ飾りかそれは!でもって自信満々で知ってる発言してたくせに思いっきり間違えてるじゃねえかそれどころか意味あんまり分かってねえだろお前!なまえさんもゲームの趣旨間違ってんだからちゃんと教えてやってくださいそうやって甘やかすからダメなんですよ!ていうかまずなんでそんな唐突に勝負挑んだんですか!?しかもそんな真剣な顔して10回ゲームかよもっと普通に誘えばいいでしょややこしい!」

「ユキちゃんそんな早口でまくし立てられてもわからないよ」
「おじいちゃんか!!お前は指だけじゃなくて耳も飾りなのか!!」
「葦木場くんはおじいちゃんになっても背ェ高いままなのかなあ」
「ただの例えです食いつかないでくださいなまえさん!」
「おじいちゃんになったらさすがに腰が曲がってみょうじさんくらいにはなると思いますよ俺」
「お前も真面目に答えるな!」
「葦木場くんは可愛いなあ」
「そこですそういうとこがダメだって言ってんですよ俺は!!」
「む、ユキちゃん、やきもち?」
「え、そうなの?くろだって可愛いと思ってるぞ俺は」
「は!?あ、いや、え、そうじゃなくて…!」
「後輩はみんな可愛いもんだ」
「みょうじさんよく頭撫でてますもんねー」
「よーしよしよしーってするの好きなんだ」
「俺もされるの好きです!どうぞ!(ペコッ)」
「っ、おま、どさくさに紛れて何してんだ葦木場ァ!!」
「よぉぉーーしよしよしよしいい子だな〜葦木場くんはいい子だな〜」
「くっ、ダメだムツ○ロウとゴールデンにしか見えない…!」
「ねえねえみょうじさん」
「うん?」
「みょうじさんは俺のこと好きですか?」
「好きだぞ?」
「やったあ!俺たち両想いですね!」
「はあ!?」
「俺より先にリアクションされてしまった…ていうか、そういう好きじゃないぞ葦木場くん」
「ええ!?どうしてですか!?だっていま好きって!」
「後輩としては好きだけど、ほら、俺にはやすがいるから」
「えええええ!?みょうじさんって荒北さんのことが好きだったんですか!?」
「いやそれどころか二人付き合ってんだぞ!?」
「ええええええええええ!?」
「嘘だろお前今まで何を見てきたんだよインハイ前から付き合ってたんだぞ嘘だろ!?お前、え、嘘だろ!?」
「驚きのあまり嘘だろしか言えなくなってるぞくろ!」
「幼馴染みだって言ってたからそれでよく一緒にいるのかと…というか、そんなに怒ってるユキちゃんはショックじゃなかったの!?」
「ばっ、お前…!!」
「だってユキちゃんもみょうじさんのこと…」
「やめろ葦木場くん」
「え」
(え、なまえさん、まさか俺を庇って…?)
「みんなにも言ったんだけど、勘違いしてるぞ。くろが好きなのは、やすなんだ!(ボソボソ)」
「えええええ!?」
「おい待て全部聞こえてるぞ!あんたに期待してた俺がバカだったよちくしょう勘違いしてんのはあんたですよそろそろ気付いてくれてもいいんじゃないっスかねえ!?」
「ユキちゃん…ずっとライバルだと思ってたのに…」
「くそ、マジでビックリした顔しやがって…もう否定するのも面倒になってきた…」
「あ!そうだユキちゃんいいこと思い付いた!」
「は?」
「俺がみょうじさんを狙う。ユキちゃんが荒北さんを狙う。これで全部解決だよ!」
「え、だ、ダメだぞくろ!やすはあげない!」
「………ダメだ、甲乙つけらんねえ…!」



(このダブル天然バカめ!!)








ネタ元:葦木場との「天然対決」というコメントから
ありがとうございました☆

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